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【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大橋病院 麻酔科

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)

臨床研究

前向き臨床研究

麻酔科の前向き臨床研究です。いずれも大橋病院倫理委員会の承認を受け、臨床研究の登録を済ませています。結果発表済み、患者さん組み入れ終了、現在進行中の研究を含みます。
UMIN000009685 人工呼吸離脱時の呼吸筋仕事量の非侵襲的評価
UMIN000010921 脈波信号による心拍出量の非侵襲的推定
UMIN000017905 無気肺防止による肺合併症予防
UMIN000017921 周術期膠質浸透圧と凝固能
UMIN000017964 全身麻酔中の輸液剤と血行動態
UMIN000018991 非観血的血圧測定の性能向上に関する臨床研究
R000039747 ロクロニウムによる深い筋弛緩状態における筋電図方式と加速度感知式筋弛緩モニタの反応対比に関する非盲検観察的多施設研究
UMIN000038218 脈波伝搬の時間解析による全身麻酔中の血圧変動の予測
  患者情報システムを用いた集中治療部の機能評価JIPAD事業
UMIN000038220 客観的運動予備能評価に基づいた高齢患者の全身麻酔リスク解析

H22066 上腹部外科手術患者における周術期循環管理と術後心筋障害、急性腎障害に関する前向き観察研究

最近の報告では、全身麻酔中あるいは術後の低血圧と術後の心筋障害、腎障害の間に関連があると考えられており、周術期の血圧管理が重視されている。既報の多くは術中低血圧に注目したものだが、術後低血圧も同様に心筋障害、腎障害のリスク因子である可能性がある。本研究では手術中、手術後に詳細な血行動態看視を行う症例を対象として、術後の心筋障害、腎障害を、鋭敏なバイオマーカーを用いて評価し、術中、術後の低血圧と術後の心筋障害、腎障害の関連を前向きに検討することを目的とした。

現在施行中の後方視的研究に関するお知らせ

全身麻酔中のトラネキサム酸投与と術後けいれんに関する後方視的研究

『研究課題名 全身麻酔中のトラネキサム酸投与と術後けいれんに関する後方視的研究』


【研究の目的】
東邦大学医療センター大橋病院麻酔科では、過剰な出血を予防するための薬剤であるトラネキサム酸投与と術後発生するけいれんの関連を明らかにすることを目的として本研究を計画しました。
この研究で得られる成果は、手術中の止血機能を維持するための薬剤であるトラネキサム酸の適切な投与方法を解明することにつながります。

【研究対象および方法】
この研究は、東邦大学医療センター大橋病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。
対象者:2012年5月~2019年12月までに東邦大学医療センター大橋病院麻酔科において、全身麻酔中にトラネキサム酸という止血薬の投与を受けた患者さんを対象として診療録(カルテ)から抽出したデータを解析します。

【研究に用いられる試料・情報】
情報:病歴、全身麻酔中および集中治療室入室中のけいれんおよび出血事象の発生状況、個人情報 等


【個人情報について】
研究に利用する情報は、患者様のお名前、住所など、個人を特定できる個人情報は削除して管理します。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報を利用することはありません。

本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。

【連絡先および担当者】      東邦大学医療センター大橋病院 麻酔科
職位・氏名   教授・小竹良文  

血液透析が周術期血液粘弾性試験に及ぼす影響の解析:非血液透析手術患者との後方視的比較

『研究課題名 血液透析が周術期血液粘弾性試験に及ぼす影響の解析:非血液透析患者との後方視的比較』

【研究の目的】複雑な手術では相当量の出血を伴う場合があります。出血に対しては血小板濃厚液、新鮮凍結血漿といった献血に由来する血液製剤を投与し、止血機能の回復を目指します。この際に血液凝固機能の結果にもとづいて血液製剤を選択することによって血液製剤の投与量を減らしつつ出血を止めることが可能であるとされており、 東邦大学医療センター大橋病院麻酔科でも出血の可能性が高い複雑な手術をうける患者さんでは手術前後に血液凝固機能検査を行い、万全を期しています。このような管理をうけられた患者さんの中には血液透析で治療をしながら手術をうけた患者さんが相当数含まれています。血液透析で治療をしておられる患者さんでは腎機能が正常な患者さんと比較して凝固機能検査の結果が異なると報告されており、手術を受ける患者さんでも同様の変化が生じるかどうかが明らかになれば、血液透析を受ける患者さんが安全に手術をうけられることに貢献しうるのではないかと考えて本研究を計画しました。
この研究で得られる成果は、血液透析を受けながら手術をうける患者さんで手術中の出血量を減らすことにつながります。

【研究対象および方法】
この研究は、東邦大学医療センター大橋病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。
2014年10月~2019年10月までに東邦大学医療センター大橋病院において手術をうけられた患者さんのうち、手術中に大きな出血が生じる可能性があり、標準的な麻酔管理の一環として血液凝固系の検査が行われた患者さんから得られたデータを解析して行う研究です。対象となる患者さんのうち慢性腎不全で透析治療を受けておられた患者さんと腎臓に障害のない患者さんのデータを比較することによって透析治療が手術中の止血機能に及ぼす影響を明らかにするとともに透析治療を受けておられる患者さんに対する血液製剤投与の適正化に貢献し得ると考えております。
今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。

本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

【連絡先および担当者】      東邦大学医療センター大橋病院麻酔科
職位・氏名 教授・小竹良文

脊椎手術後の患者管理型静脈内鎮痛薬投与による疼痛管理に関する後方視的調査

承認日 2021年10月8日
掲載日 2021年10月19日

『研究課題名 脊椎手術術後の患者管理型静脈内鎮痛薬投与による疼痛管理に関する後方視的調査』
研究機関名  東邦大学医療センター大橋病院
研究責任者  麻酔科   職位・氏名 教授・小竹良文

【研究の目的】
東邦大学医療センター大橋病院麻酔科では、脊椎手術の術後疼痛対策として機械式ポンプを用いて鎮痛薬の患者管理型静脈内投与を行ってきました。機械式ポンプとは図のような形状をしたポンプであり、輸液(点滴)ラインに接続して鎮痛薬を持続的に投与する装置です。
この装置の特徴として図の下に示したスイッチが付属しており、患者さんが痛みを自覚された際にこのスイッチを押し下げることで一定量の鎮痛薬を追加投与すること(ボーラスリクエストといいます)が可能になっています(患者管理型静脈内投与といいます)。また、このポンプには持続投与量、追加投与量などが自動的に記録する機能がついています。大橋病院麻酔科では機械式ポンプを用いて者管理型静脈内鎮痛薬投与をうけられた患者さんのデータを用いて、これまでの鎮痛薬処方を振り返り、さらに改善することを目的として本研究を計画しました。
この研究で得られる成果は、将来脊椎手術をうけられる患者さんの術後の痛みの緩和と鎮痛薬投与に伴う合併症の軽減につながります。

【研究対象および方法】
この研究は、(東邦大学医療センター大橋病院)倫理委員会の承認を得て実施するものです。
対象者:2019年11月~2021年8月までに東邦大学医療センター大橋病院
において、全身麻酔下に脊椎の手術を受けた患者さんのうち、術後に機械式ポンプを用いて鎮痛薬の患者管理型静脈内投与を受けられた方。該当する患者さんは約120名と予想しています。
方 法:診療録(カルテ)および機械式ポンプから抽出したデータを解析します。

【研究に用いられる試料・情報】
情報:年齢、体重、病歴、診療の治療歴などの個人情報、手術中、手術後の鎮痛薬、制吐薬投薬状況、患者さんによる鎮痛薬ボーラスリクエスト回数など

【個人情報について】
研究に利用する情報は、患者様のお名前、住所など、個人を特定できる個人情報は削除して管理します。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報を利用することはありません。

本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。

【連絡先および担当者】      東邦大学医療センター大橋病院 麻酔科
職位・氏名 教授・小竹良文    
電話 03-3468-1251  内線  3536