よくあるご質問
心臓のQ&A
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心臓が血液を送り出すために、収縮と拡張を規則的に繰り返す運動のことです。
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心臓から送り出される血液の約5%、1分間におよそ250mLといわれています。
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高血圧、高脂血症、糖尿病などが危険因子です。肥満、ストレス、過労、喫煙、飲酒、運動不足、また、遺伝的な要素も誘因となります。メタボリック症候群も心臓疾患の誘因として注目されています。
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収縮期血圧(最高血圧): 心臓が収縮し、全身に血液が送り出されるときの血圧です。
拡張期血圧(最低血圧): 心臓が拡大し、全身から血液が戻ってきている状態の血圧です。 -
基準では、最高血圧が120mmHg以下、最低血圧は80mmHg以下です。
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動脈にコレステロールなどの脂肪を含む物質がたまって、血管が厚く、硬く、もろくなる状態をいいます。
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血液に含まれる脂肪分が異常に多くなった状態。動脈硬化や心臓疾患に深く関わっています。
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血液にはコレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸などが含まれ、心臓疾患に関わりのあるのはコレステロールと中性脂肪です。
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理想的な総コレステロール値は、一般の方でおよそ220mg/dL未満、中性脂肪値は150mg/dL未満です。治療を受けた方の総コレステロール値は 180mg/dL未満、悪玉コレステロール値は100mg/dl未満、中性脂肪値は150mg/dL未満です。
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悪玉(LDL)が多いと心筋梗塞の危険性が高く、善玉(HDL)が多いと危険性は低くなります。
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膵臓から分泌されるホルモン(インスリン)が正常に作用しないため、血液中の血糖(ブドウ糖)が異常に多くなる病気です。
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普段の血糖値を測る体内の糖分の処理能力を測定する検査(ブドウ糖負荷、血糖値、随時血糖試験)によって評価されます。
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BMI(ボディー・マス・インデックス)という基準は病気が一番少ない体重を、統計的に割り出したものです。BMIが22のとき、最も病気が少なくなります。
18.5未満・・・低体重、18.5以上25未満・・・普通体重、25以上・・・肥満 -
X線を使用して、体の断層写真(輪切り)を写す検査で、心筋や冠状動脈の状態、心臓中の血栓の有無などの診断にもちいます。
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磁石を利用して、心臓に含まれる水分と脂肪の信号をとらえて画像にする検査で、心臓の大きさや収縮率、心筋の厚さや状態、血流の状態などの診断にもちいます。
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ステントの材質は通常は医療用ステンレスのため、磁場の影響を受ける可能性は低いです。しかし、ステント移動の可能性を最小限に抑えるために、ステントが完全に内皮化するまでステント留置後最低8週間は、MRI検査を受けないようにしてください。
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カテーテルから造影剤を注入して冠動脈や心臓の中の撮影等を行う検査で、多くの心臓病の診断や治療法決定に重要な役割を果たします。
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検査の数時間前から絶食・絶飲などの食事制限が必要となります。検査後数時間は止血のための安静が必要な場合があります。
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検査の種類や内容によって、また施設によっても異なるので、担当医師や医療スタッフに確認が必要です。
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検査の種類や内容、施設、医療保険の適応によって異なるので、担当医師や医療スタッフに確認が必要です。
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強心薬、利尿薬、血管拡張薬、抗不整脈薬、抗心筋虚血薬、鎮痛薬などです。
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心臓疾患で入院し、その危険な時期を過ぎた後に行なわれる療養プログラム(運動療法、食事療法、健康相談など)です。
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必要以上に寝たきりの状態が続くと、健康を保つことが難しく、そのため、再発を予防するためにもリハビリは必要です。
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保険の種類や条件によって様々です。健康な人と同条件の加入は難しいこともあります。