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僧帽弁疾患

従来の「悪い弁は取り替える」ではなく、患者さま自体の弁の病態、心機能、年齢、食生活、職種等、患者さまのバックグランドを考慮した手術方法を患者さまと相談しながら行います。特に僧帽弁閉鎖不全症に対しては弁置換術ではなく、自己の弁を温存しながら行う弁形成術を積極的に行っています。

また、心房細動は僧帽弁疾患の約80%に合併するといわれており、脳梗塞の発生率を上昇させるとても嫌な病気の一つです。当科では心房細動の外科治療(メイズ手術)も積極的に行っています。全国的にはメイズ手術による術後の洞調律維持率は70から80%と言われていますが、昨年の当科の術後洞調律維持率は91%と非常に高いレベルにあります。

僧帽弁の解剖

僧帽弁の解剖図
僧帽弁の解剖図

僧帽弁疾患とは

僧帽弁疾患の手術適応とタイミング

僧帽弁狭窄症

僧帽弁閉鎖不全症

弁尖の逸脱の場所によって手術方法が異なります

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 心臓血管外科

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)