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アイスクリーム

ブログ担当の冨岡です。
9月に入っても残暑が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。今年の夏は、各地で35℃以上の猛暑日が続いていたため、頻繁にアイスクリームを食べていたという方も多かったのではないでしょうか。一言でアイスクリームと言っても入っている乳成分の量によって三つの種類に分けられていることをご存知でしたか?そこで今回は、冷たいお菓子の代表である「アイスクリーム」について紹介します。
 
【日本のアイスクリームの歴史】
日本で最初にアイスクリームを食べたのは、横浜開港の翌年、万延元年に日米修好通商条約批准のため渡米した徳川幕府一行というのが定説となっています。その後、明治2年(1869年)使節団のひとりだった町田房蔵という人物が、横浜の馬車道通りに日本で最初のアイスクリームのお店「氷水屋」を開店し「あいすくりん」という商品名で販売。原料は牛乳・砂糖・卵黄といったシンプルなものでしたが、高額だったため富裕層にしか売れず一般庶民には定着しなかったようです。
                  参考:日本アイスクリーム協会HP
【アイスクリームの種類】
アイスクリームは、乳固形分と乳脂肪分の違いによって分類されています。
*「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(通称:乳等省令)」という法律で定められています。
1.アイスクリーム
成分規格:乳固形分15%以上うち乳脂肪分8%以上
特徴:アイスクリーム類の中で乳固形分と乳脂肪が最も多く含まれているので濃厚でコクのある味わいを楽しむことができます。但し、素材重視の商品が多いため価格もやや高めとなります。
2.アイスミルク 
成分規格:乳固形分10%以上うち乳脂肪3%以上
特徴:アイスクリームに比べ乳固形分と乳脂肪が少ないため、ややあっさりとした味わいとなりますが、牛乳と同じぐらいの乳成分が含まれています。
3.ラクトアイス
成分規格:乳固形分3%以上
特徴:クリーミーな口どけやミルクのコクを出す乳脂肪が含まれていないため、代わりに植物油脂を加えた商品が多くあります。さっぱりとした風味で安価なため、手軽に冷たいものを食べたい時に向いています。
その他 氷菓
成分規格:上記以外
特徴:氷そのものに近いシャリシャリとした食感が特徴で、かき氷、果汁などを凍らせたアイスキャンディーやシャーベットなどが氷菓にあたります。また、アイスクリーム類に比べ、氷菓は比較的低カロリーとなっています。
【アイスクリームの賞味期限】
皆さんは、アイスクリームの賞味期限はどれくらいかご存知ですか?
実は、アイスクリームには賞味期限がありません。
アイスクリームは、通常−18℃以下で保存させるため細菌が増えることはなく、長期間保存しても品質変化は極めて少ない等の理由により賞味期限の省略が認められています。しかし、近年では消費者の要望(食の安心)に答えるために賞味期限を記載しているメーカーもあります。
 【アイスクリーム頭痛】
アイスクリームやかき氷などを勢いよく食べた時に、こめかみのあたりが「キーン」とくる頭痛を経験したことのある方は多いのではないでしょうか。
アイスクリーム頭痛を防ぐには、時間をかけてゆっくり食べることです。
一口の量を少なくしてゆっくり溶かしながら味わうことで、口の中の温度変化も緩やかになり、のどへの刺激も抑えることができます。
※この頭痛は、国際頭痛分類第3版によると「冷たいものの摂取または冷気吸息による頭痛」という正式な医学病名があります。
参考:ドクターサーチみやぎHP(先生の声一覧より)
暑さのピークは過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続きそうです。皆さんも暑いからといってアイスクリームや冷たい飲み物を摂りすぎると胃腸に負担がかかり消化機能を低下させてしまうことがあるので注意してくださいね。
次回の栄養ブログも乞うご期待!




 


 

投稿日:2023年09月01日00時00分| 投稿者: 冨岡勤| カテゴリ: 未設定


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