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白えび

ブログ担当の冨岡です。
10月に入り秋めいてまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
先日、車で富山へ行ってきました。富山といえば「富山の薬売り」が古くから有名ですが、その他にも黒部ダムや黒部峡谷トロッコ列車、多彩な海の幸に恵まれた富山湾、五箇山の合掌造り集落など観光スポットが多数あります。中でも富山湾の新鮮な海の幸はどれも絶品でした。そこで今回は「富山湾の宝石」とも言われる「白えび」について紹介します。
 
白えびとは
白えびは、透明で薄紅色をしている体長6~8cmほどの小さなえびです。
太平洋沿岸の駿河湾や相模湾にも生息していますが、漁業が成り立つ程の量が漁獲されるのは、世界でも富山湾だけです。また、白えび漁は、4月から11月までとなるため。4月の解禁から最盛期を迎える夏場が白えびの旬となります。地元では、寿司、刺身や昆布締め、天ぷら、唐揚げ、吸い物、かまぼこなどで食べられています。
 
【注目の成分】
白えびは、殻ごと食べることで骨や歯を形成するカルシウムを摂ることができます。また、殻にはキチン(動物性食物繊維)が豊富に含まれています。その他にも肝機能を高める効果や血液中のコレステロールを減らす効果、動脈硬化や心疾患の予防、視力の回復など、様々な効果があると言われているタウリンが含まれています。
                     参考:厚生労働省e-ヘルスネット
白えびは、なぜ赤くないのか?
赤くならず白いのは、餌となる海中の藻やプランクトンに赤い色素「アスタキサンチン」が少ないために白いままとなります。また、赤い色素「アスタキサンチン」が蓄積された赤いえびの寿命は約10年に比べて白えびの寿命は2~2.5年ほどと短くなります。
参考:一般社団法人日本海老協会HP
【白えびと桜えびの違い】
どちらも深海に生息する小型のえびですが、産卵方法に大きな違いがあります。桜えびは卵を海中に放出する根鰓亜目なのに対し、白えびは卵を放出せず腹肢に抱えて保護する抱卵亜目に属します。また、桜えびに比べ白えびの方が一回り大きく成長します。
参考:旬の食材百科
【富山のブランド魚紹介】
富山湾の神秘 → 春のホタルイカ
富山湾の宝石 → 夏の白えび
富山湾の朝陽 → 秋のベニズワイガニ
富山湾の王者 → 冬のブリ
 
富山県には白えびを使ったご当地グルメが多数ありますが、私のおすすめは白えびの刺身丼です。白えびは、冷凍技術の発達により急速冷凍と長期保管が可能となり、旬の時期や禁漁期間を問わず年間を通して食べることができます。皆さんも富山県を訪れた際は、ぜひ白えびのとろりとした食感と濃厚な甘味を味わってみて下さい。
次回の栄養ブログも乞うご期待!

投稿日:2023年10月01日00時00分| 投稿者: 冨岡勤| カテゴリ: 未設定


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