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チョコレート

ブログ担当の冨岡です。
節分が終わり街はすっかりバレンタインデームード一色となっています。
今では『本命チョコ』・『義理チョコ』以外に『友チョコ』『自分チョコ』など
買う理由も多様になっています。チョコレートと言うと『太りやすい』・
『虫歯になりやすい』・『肌によくない』などのイメージを持つ方もいますが、
実はチョコレートは上手に食べることで体にうれしい効能もたくさんあります。
そこで今回はバレンタインデーにちなんで、チョコレートについて紹介します。
【チョコレート】
主原料はカカオです。
カカオマス(発酵させたカカオ豆を焙煎してすりつぶした物)に砂糖・粉乳・ココアバター(カカオの脂肪分)を混合し練り上げて成型した物。最近ではカカオに含まれる成分が注目を集め『高カカオチョコレート』が各社から発売されています。
【効 能】
テオブロミン
大脳を刺激して集中力や記憶力、思考力を高めます。また、自律神経を
調整する作用もあるので、リラックス効果にも期待ができます。
食物繊維
板チョコ1枚には約2gの食物繊維が含まれています
食物繊維は便通を改善し肥満予防や大腸ガン予防にも効果的です。
ビタミン・ミネラル類
脳の代謝に必要な栄養素のビタミンEやナイアシンなどのビタミン類やカルシウム・
マグネシウム・亜鉛・リンなどのミネラル類も豊富に含まれています。
カカオポリフェノール
老化の原因ともなる活性酸素を除去する抗酸化作用があります。また
悪玉コレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化を予防する効果があるとされています
*ホワイトチョコレートはカカオマスを使用しないのでポリフェノール効果は期待できません。
【選び方】
効果が期待できるチョコレートはカカオ含有量が70%以上の物が良いでしょう
又、食べる量としては1日約25g(板チョコでは約1/2枚)程度が目安となります。
                              Meijiみんなの健康チョコライフより引用
厚生労働省と農林水産省が作成した「食事バランスガイド」では、菓子・嗜好食品から摂取する
エネルギーは1日に200Kcalが目安とされていますが、高カカオチョコレートは脂質が多いため
他のチョコレートよりややカロリーが高めとなっています。また、高カカオチョコレートになるほど
カフェインの含有量も多くなるので普段からコーヒーや栄養ドリンクを飲む習慣はある方は
食べ過ぎに注意が必要となります。
次回の栄養ブログも乞うご期待!

投稿日:2016年02月08日00時00分| 投稿者: 冨岡勤| カテゴリ: 未設定


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