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風邪を引いてしまったら

ブログ担当の冨岡です。
11月に入り朝晩の冷え込みが増し肌寒い季節になってまいりました。
最近ではすっかりカーディガンやジャケットが必需品となっています。
先日まで私も日中との気温差で体調を崩していましたが、みなさんは
大丈夫でしょうか?そこで今回は風邪を引いてしまった時の食事について
お話します。


風邪を治すために必要な栄養素
*ビタミンA ・・・のどや鼻などの粘膜を保護する
   緑黄食野菜・レバー・うなぎ・チーズなど
*ビタミンB1・・・糖質をエネルギーに変え、身体の疲れやだるさを軽減する
    豚肉・大豆・うなぎ・胚芽米など
*ビタミンC ・・・ウイルスに対する抵抗力を高める働きがある
    レモン・柿・キウイフルーツ・イチゴ・パプリカ(赤・黄)・ブロッコリー
*たんぱく質 ・・・新陳代謝を高める
    肉類・魚介類・卵・大豆製品・乳製品など

消化の良い食事で十分なエネルギー補給
風邪を引くとエネルギー消費が高まるのに対し食欲や消化・吸収の低下が見られます。糖質を中心とした消化のよいご飯や麺などとし、脂肪を含む食材や油を使用した料理は避けましょう。
*適した物
  ご飯(お粥)、うどん、白身魚、脂肪の少ないお肉、豆腐、卵、繊維の少ない野菜
*適さない物
  いか、タコ、ばら肉、ごぼう、たけのこ、キノコ、コンニャクなど

水分補給はこまめにする
発熱や下痢・嘔吐のある場合は脱水とならないように水分補給をしましょう。また、ナトリウムやカリウムなどのミネラルも失われるため野菜スープや味噌スープ、スポーツ飲料を上手に利用しましょう。
身体を温める
菌やウイルスは熱に弱いので体が温まることによって免疫力が上がり風邪の重症化を
防ぐことができます。そこで体の内側から免疫力を活性化するように体を温める食材を
取り入れましょう。
*体を温める食材・・・生姜、葱、にんにく、にら、唐辛子など

ほとんどの風邪は、安静を保ち、保湿し、栄養をとることで、回復します。
もし1週間以上経っても症状が改善しない、熱が下がらない、症状が重くなるようなら
すぐに医師の診察を受けるようにして下さい。
次回の栄養ブログも乞うご期待!


 

投稿日:2016年11月07日00時00分| 投稿者: 冨岡勤| カテゴリ: 未設定


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