栄養部の活動報告ブログ 栄養ニュース

管理栄養士の活動

ブログ担当の冨岡です。
大橋病院は6月20日に移転オープンしました。
以前の栄養ブログで、新病院で提供するお食事について
紹介しましたが、今回は、『クリニカル部門』での管理栄養士の
活動について紹介したいと思います。


【新大橋病院の特長】
新大橋病院では、管理栄養士が患者サポートセンターと病棟に常駐しています。現在、管理栄養士が常駐する形を取っている医療施設は、まだ少ないのが現状ですが、常駐することでリアルタイムにきめ細かな栄養管理が実現できるようになりました。

患者サポートセンター
【患者サポートセンター】
患者サポートセンターは外来から入院への移行・入院から退院までを円滑にするために設置されました。管理栄養士は、主に入院前の栄養状態や食物アレルギーの有無を確認し、患者さんの状態にあった食事が提供できるように入院生活をサポートしています。 





【病棟管理栄養士】
病棟栄養士は、毎朝ミーティングを行い情報を共有して病棟へ向かいます。病棟では食事の内容や摂取量、栄養状態を確認します。また、さまざまな疾患に対応するだけでなく、低栄養や食思不振、嚥下機能障害などの問題に対し、他職種のスタッフと連携して患者さんに適した食事を提供できるよう努めています。
 

【栄養サポートチーム】 
栄養サポートチーム(NST)は、多職種(医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、検査技師など)で構成されたチームです。病気や手術のために十分な食事が摂れない患者さんに最も適切な栄養補給方法の提案や合併症の予防に有用な栄養管理方法の提案を行っています。また、月1度はスタッフ向けの勉強会も実施しております。

【栄養相談】
外来・入院患者さんを対象に、医師の依頼により栄養相談を実施しています。管理栄養士が食事療法の必要性や具体的な食事方法を患者さん一人一人のライフスタイルに合わせてお話しさせていただきます。
病院には食事制限のある方や食欲のない方、また食事を上手に食べられない方など
食事の悩みを抱えた様々な患者さんがいます。私たち管理栄養士はそのような方に寄り添って悩みを共有し、食事や栄養相談を通して患者さんの1日も早い回復をサポートしていきます。
次回の栄養ブログも乞うご期待!

投稿日:2018年07月05日00時00分| 投稿者: 冨岡勤| カテゴリ: 未設定


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