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ORS(経口補水液)


ブログ担当の冨岡です
猛暑だった今年の夏は、多くの人が熱中症となり連日、テレビニュースや新聞で取り上げられていました。引き続き、9月に入っても暑さは、しばらく続くので「警戒」が必要です。対策として、最近では外出時に飲み物や塩飴を持参する方が増えているようです。そんな中、数年前から注目を集めているのが「経口補水液」です。「飲む点滴」とも言われ以前はドラッグストア等でしか見かけませんでしたが、近頃はコンビニエンスストアでも見かけるようになりました。熱中症や脱水症予防でよく用いられる飲み物としては、スポーツ飲料もありますが、経口補水液とスポーツ飲料はどう違うのでしょうか。今回はその違いについて紹介します。
 

【熱中症とは】
気温が高い中での作業や運動により、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや意識障害など、様々な症状を起こします。


【経口補水液の特徴】 *経口補水液 (Oral Rehydration Solution : ORS)
1.水に塩分と糖分を一定の割合で配合した飲料です。
2.体液とほぼ同じ浸透圧なので吸収がとても速い
3.下痢やおう吐、発熱などの症状が出た時、脱水状態を補正するのに効果がある
4.スポーツ飲料に比べ糖分が少なく、塩分が多い

【スポーツ飲料の特徴】
1.水分、ミネラル、糖分、電解質をバランスよく配合した飲料。
2.胃腸への負担を軽減しながら吸収速度を上げるように作られている
3.運動や重労働など、汗をかいた時に、脱水症の予防として用いる。
4.経口補水液に比べ糖分が多く、塩分が少ない

【2つの違い】
大きな違いは塩分と糖分の量です。また、経口補水液は汗を大量にかき、脱水状態になってしまった時に飲み、スポーツ飲料は日常での発汗やスポーツ時の水分補給として飲むのが最適といえます。 特徴を理解して正しく飲めば脱水症予防に効果的です。ただ、「いつもと様子が違う」、「症状がひどい」、「経口摂取ができない」などの場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
*塩分やカリウムに制限がある方は必ず医師に相談してください

【自分でも作れる経口補水液】 

混ぜ合わせるだけで簡単に作れます!
材 料  水      1リットル 
     砂糖 40g(大4・1/2)
     塩    3g (小1/2)
       *レモンやグレープフルーツの果汁を少しいれると飲みやすくなります。
*注意 作ったその日に飲み切りましょう!

9月は季節の変わり目で、気候が変わりやすい時期です。
昼夜の温度変化が激しくなるうえ、体も夏の疲れがあり
体調を崩しやすくなります。日頃から十分な睡眠と規則正しい食生活に心掛けましょう。
次回の栄養ブログも乞うご期待!

投稿日:2018年09月07日00時00分| 投稿者: 冨岡勤| カテゴリ: 未設定


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