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銀 杏

ブログ担当の冨岡です。
日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。
先日、近所を散歩しているとプンと異臭が鼻をつき、思わず顔をしかめてしまいました。臭いの正体はイチョウから落ちた銀杏でした。まだ、葉は黄色く色づいていませんでしたが、この独特な臭いを嗅ぐと秋の訪れを感じます。そこで今回はこれから旬を迎える「銀杏」についてお話します。
【イチョウの実・銀杏とは】
イチョウは雌雄別株があり、実を付けるのは雌株となります。
イチョウの実・銀杏は全体が種子で、外側オレンジ色の柔らかい部分が種子の外種皮となり、これがあの独特な臭いを発しています。それを取り除くと硬い殻の中種皮が出てきます。食用となるのは硬い殻の中にある胚乳となります。

代表的な栄養成分】
銀杏は種実類の中でも、β‐カロテン、ビタミンC、カリウムなどが豊富に含まれています。

※β‐カロテン
強い抗酸化作用があり、有害な活性酸素から体を守ってくれます。さらに体内で必要量に応じてビタミンAに変換され、視力の低下を防いだり皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあります。
 
※ビタミンC
抗酸化作用に加え、コラーゲンの生成促進や免疫力の向上。また、鉄の吸収率を高める働きがあります。

※カリウム
筋肉の収縮や神経の働きを正常に保っています。その他にも体内にたまった老廃物や余分なナトリウムを体外へ排出する働きがある為、高血圧やむくみの改善に有効とされています。
【食べすぎには注意が必要】
ビタミンB6は脳内の神経伝達物質の生成に重要な役割を担っていますが、銀杏にはビタミンB6の作用を妨げる働きをするメチルビリドキシンという成分が含まれています。食べ過ぎるとビタミンB6欠乏症と似た中毒症状を起こしやすいので注意しましょう。

【銀杏の簡単下処理方法】
1.銀杏を拾う。㊟直接触れると手がかぶれるので薄手のゴム手袋を準備
2.ジッパー付きビニール袋に銀杏を移し水を半分位入れ、しっかりジッパーを閉め数日間置く
3.ビニール袋の上から手で実と種を分ける
4.種を取り出しよく洗う
5.天日干しをして乾燥させる
皆さんが見慣れている銀杏は黄色だと思いますが、新鮮な銀杏は緑色で独特な臭みや苦みが少なく、食感もホクホクしています。そんな銀杏を楽しめるのは9月から11月中旬までとなります。皆さんも是非、イチョウの紅葉を見つけたら銀杏を探してみて下さい。
次回の栄養ブログも乞うご期待!

投稿日:2020年10月01日00時00分| 投稿者: 冨岡勤| カテゴリ: 未設定


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