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フードデリバリー

ブログ担当の冨岡です。
コロナ禍で迎える2度目のゴールデンウィークがスタートしましたが、大都市を中心に3度目の緊急事態宣言が発令された為、今年のゴールデンウィークも自宅で過ごされている方が多いのではないでしょうか。一方、外出する機会が減り自宅で過ごす時間が増えたことでデリバリーを利用する方が増えているようです。そこで今回は、「デリバリー」について紹介します。
【デリバリーとは】
デリバリーとは、英語で「配達」のことを指し、日本では古くから出前という言葉を使っていました。昭和の頃は、どこの家庭でもそば屋や中華料理店から出前を取ることがありましたが、80年代にアメリカンスタイルの宅配ピザが登場し全国規模でのデリバリー展開が開始されると出前という形のサービスはデリバリーという名前に変わっていきました。現在では寿司、和食や中華、イタリアンなど様々なジャンルの料理が楽しめます。また、昔は電話注文が一般的でしたが今では、インターネットやスマホのアプリから注文するスタイルが一般的となっています。
人気のデリバリー】
1.ピザ
2.寿司
3.ハンバーガー
4・お弁当
※大都市では、デリバリーサービスと連携する外食店が増えていますが、全国的に見ると事業所内に宅配スタッフがいる定番デリバリーの利用が多いようです。
 
注文時の栄養ワンポイントアドバイス】
1.ビザの場合
ヘルシーでタンパク質が摂れるシーフードピザに野菜たっぷりのトッピングがおすすめです。そして糖質を抑えるためにピザ生地は薄いものを選びましょう。また、サイドメニューを選ぶ際はビタミン・ミネラルが補えるサラダがベストです。飲み物は緑茶やウーロン茶がよいでしょう。

2.お寿司の場合
脂がのったお魚にはDHAやEPAなど良質な油が含まれています。しかし、カロリーを抑えたい方は、白身魚やカニ、イカ、貝類など脂の少ないネタがおすすめです。また、シャリの量を選べるお店もあるので糖質を抑えたい方は小さめを選びましょう。加えてお寿司は、野菜が不足しがちなのでお浸しや酢の物を用意しておくと栄養の偏りを防ぐことができます。

3.ハンバーガーの場合
タンパク質は摂りやすいのですが、野菜が不足しがちです。サイドメニューでサラダを選び飲み物は無糖のものにしましょう。また、フライドポテトが付いていたら次の食事で主食の量を調整するなど工夫をしてみましょう。
 
4.お弁当の場合
和食で揚げ物が少ないお弁当を選ぶようにしましょう。おすすめは色々な食材が楽しめる幕の内弁当です。しかし、お弁当は野菜が少ない傾向がある為、サイドメニューで野菜料理やけんちん汁などを1品追加すとよいでしょう。
デリバリーといえば、高カロリー、高脂肪な料理が多くヘルシーな食事は難しいと思われがちですが、「主食」「主菜」「副菜」を揃えるように意識して組み合わせれば栄養バランスの良い食事に近づけることができます。是非、注文の際は参考にしてみて下さい。
次回の栄養ブログも乞うご期待!

投稿日:2021年05月01日00時00分| 投稿者: 冨岡勤| カテゴリ: 未設定


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