ブログ担当の田中です。
初夏を迎え、街路樹の緑もますます青々としてきました。
そろそろ雨傘が活躍する季節ですが、皆様お変わりないでしょうか。
さて、6月は梅が旬を迎えます。梅干しや梅酒など梅仕事をされる方も多いのでないでしょうか。
そこで今回は梅についてご紹介します。

【梅の季節はいつ?】
梅が収穫される6~7月頃は、日本では雨が多い「つゆ」の季節です。つゆが「梅雨(ばいう)」と書かれるのは中国が由来で、梅の実がちょうど熟す頃の雨だからといわれています。もともとカビ(黴)が生えやすい時期のため「黴雨(ばいう)」だったものの、読みが同じで季節的にも合っていた「梅」の字が当てられたという説もあります。

【梅の栄養素と効能】
〇クエン酸
クエン酸には、細菌の増殖を抑制する効果やカルシウムの吸収を促進する効果、体内で糖をエネルギーに変えて疲労を回復する効果などがあります。
また、唾液の分泌を促して食欲を増進させるばかりではなく、胃液やその他の消化酵素の分泌を高めて消化吸収を助ける効果もあります。

〇ポリフェノール
ポリフェノールはほぼすべての植物が持つ苦味や渋味、色素の成分で、数千もの種類があると言われています。梅干しには「梅リグナン」という抗酸化作用のあるポリフェノールの一種が多く含まれています。

〇ビタミンE
高い抗酸化力を持つことで知られるビタミンE。血管や肌・細胞などの老化を防止し、血行を促進するなど生活習慣病の予防に効果があり、若返りのビタミンとも呼ばれています。

〇鉄、カリウムなどの必須ミネラル
体の成長や生命活動を維持する上でどうしても必要で、通常の食事からでは不足しがちなミネラルを「必須ミネラル」と言います。梅干しには必須ミネラルも多く含まれています。カリウムはナトリウムと共に、細胞の浸透圧の維持調整を行うミネラルです。余分な塩分(ナトリウム)を排泄させる作用があることから、血圧を下げる代表的な栄養素と言われています。鉄は、その多くが赤血球のヘモグロビンに利用され、酸素の運搬役を担います。そのため、鉄が不足すると、貧血を起こしやすくなります。

〇ムメフラール
農林水産省食品総合研究所の研究で、梅エキスから血液をサラサラにする「ムメフラール」という物質が発見されています。この「ムメフラール」とは、梅に含まれる糖「5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)」とクエン酸が加熱されることによって結合し、生まれる成分で、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞などを予防する効果が期待されています。

今回は梅についてご紹介しました。「梅はその日の難逃れ」といわれるほど体にいい成分を含み、古くから健康食品として親しまれています。
食生活に取り入れ、これからの暑い季節を乗り越えましょう。
一方で梅干しは塩分を多く含み、生の青梅には中毒を起こす可能性がある物質が含まれています。
食べ過ぎに注意して生食はしないようにしましょう。
次回もお楽しみに!

投稿者:田中理沙

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