よくあるご質問

よくあるご質問

胃がん

  • 基本的に胃潰瘍が原因で胃癌になることはありませんが、何度も繰り返す胃潰瘍部位に胃癌が発生することもあります。胃潰瘍の治療中や既往のある方は、ご相談ください。
  • 当院では、胃癌治療ガイドラインにそった治療を行っております。病変の進行度によっては、お腹を切らない内視鏡治療(EMR、ESD)や手術でも神経温存、部分切除を行うことが可能です。セカンドオピニオンも積極的にご相談させて頂きますので、是非一度外来を受診してください。
  • がん患者さまは、手術したら治療が終了ということではありません。退院後に食事がとれなくなったり、お腹が痛くなったり不安になることがあると思われます。当科では、検査から入院、手術、抗癌剤治療、術後の経過観察、緩和ケアに至る、全ての患者様に対し当科にて責任を持って、原則同一の担当医で診療させて頂いております。これは胃癌だけでなく、他の疾患でも同様です。

大腸

  • 数カ所の小さな傷から「腹腔鏡」というカメラと細い鉗子をお腹の中にいれて、テレビ画面で見ながら手術を行います。手術の傷が小さいため術後の痛みが少なくて済むのが最大の利点です。病巣の場所や、病気の進行度によっては腹腔鏡では手術ができないこともあります。
  • 腸管がうまくつながらなかった場合(縫合不全)、便が漏れて炎症が起こり(腹膜炎)、膿がたまり(腹腔内膿瘍)、熱が出ます。吻合部の口側の腸に一時的な人工肛門を造り、便が縫合不全の場所に流れないようにすることで治ります。その後に人工肛門を閉鎖します。縫合不全は結腸癌手術では約1.5%に、直腸癌手術では約5%に合併します。
    創感染は、手術の10~15%に合併します。傷の隙間にたまった膿を出すことで治ります。
    他に腸閉塞、肺炎や肺梗塞などの合併症を起こす可能性があります。
  • 腸の一部をお腹の壁に出して、そこから便を出すようにしたものです。人工肛門には出口が1つの単孔式のものと、出口が2つある双孔式のものがあります。双孔の人工肛門は、一時的なものが多く、単孔の場合には、永久的な人工肛門になる場合が多いです。人工肛門を避けるための様々な工夫がされ、以前に比べると人工肛門を作る確率は減ってきていますが、肛門近くの癌の場合や、穿孔性腹膜炎の手術などでは造らざるを得ないこともあります。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 食道・胃・大腸外科

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)