診療科のご案内

メニュー

診療の方針

腎臓は自己主張をしない臓器と言われています。慢性腎臓病の初期から中期にかけては全く自覚症状がないのが特徴です。症状を自覚した頃には腎臓の機能は大きく衰えていることがほとんどであり、多くの慢性腎臓病は健康診断や偶然の尿検査などで見つかることが多いのが特徴です。

体の中の臓器で、最も酸素を消費するのが腎臓であり、体内の水分、塩分、血圧を始め、貧血や骨の状態までを調整する非常に重要な臓器です。この様な慢性腎臓病を放置すると透析治療が必要となるばかりではなく、70%の患者さんは心筋梗塞や脳卒中で死亡して透析治療にたどり着く前に命を失う原因ともなります。

そのため腎臓病を発見するには、健康診断や地域の先生方の協力といった、大きな大学病院では困難な、早い段階での検査・検診が必要不可欠になります。そこで、当腎臓内科は患者さんを中心とした診療(腎臓病進行の抑制と動脈硬化性合併症の予防)を行うために、地域の先生方との病診連携を蜜にした「一人の患者さんに2人の主治医」をモットーとしています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 腎臓内科

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)