医療関係者の方々へ
目黒区慢性腎臓病(CKD)対策ネットワーク立ち上げのご案内
2019年2月吉日
拝啓
時下、先生方におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より医療連携に於きまして、多大なるご支援を賜り、誠に有難うございます。
さて、我が国の新規透析患者数を減少させる対策の一環として、昨年より特定健診の項目に慢性腎臓病(CKD)の指標となる腎機能(eGFR)が追加されております。これを機に目黒区民の生活の質の維持・腎臓病悪化防止の観点から、かかりつけの先生方と基幹病院(独立行政法人国立病院機構東京医療センター、国家公務員共済組合連合会東京共済病院、東邦大学医療センター大橋病院、国家公務員共済組合連合会三宿病院、全国土木建築国民健康保険組合総合病院厚生中央病院)の腎臓専門医または代表者と関係団体の協働による取り組みを目的として、2018年に目黒区CKD対策ネットワークを立ち上げました。
CKDの早期対策のためには、ネットワークによる地域に根付いた病診連携が重要です。この度目黒区における円滑な病診連携のために、連携ガイドを作成しましたので、患者さんのご紹介の際にご活用頂けますと幸いでございます。またご紹介頂いた際にはかかりつけ医の先生方のご要望を反映させるために今後の診療の方針(併診希望・逆紹介希望等)もお伺いしながらかかりつけ医の先生方と各病院の二人主治医制度を進めていきたいと考えております。紹介状や連携ガイドにつきましては、本ホームページからダウンロードすることが出来るようにいたしました。また毎年開催されます学術集会においても随時ご紹介させて頂きます。目黒区慢性腎臓病(CKD)対策ネットワークへのご協力、よろしくお願い申し上げます。
敬具
目黒区CKD対策ネットワーク 代表世話人
東邦大学医療センター大橋病院 腎臓内科
常喜 信彦
東邦大学医療センター大橋病院 腎臓内科
常喜 信彦