東京都難病関連事業の難病巡回相談を小笠原(父島・母島)で行いました。
2013/6/26-7/1にかけて小笠原(父島・母島)で難病巡回相談を私、紺野と虎の門病院の言語聴覚士、土橋三枝子先生が行いました。
小笠原諸島は東京から南方に1000Kmに位置する父島を中心とする諸島です。父島は人口1500人、母島は500人の島です。
竹島桟橋から、おがさわら丸に揺られること25時間、降り立った父島は気温29度であり、亜熱帯の気候を早速体験しました。
今回の相談は嚥下障害の方1名、パーキンソン病の方1名、パーキンソン症状の疑われる方3名でした。幸いにして後者3名の方は診察をさせて頂きパーキンソン病は考えにくいであろうとお伝えしました。また診療所と併設されている老人保健施設を視察し昼食の介助法についてアドバイスをさせて頂きました。島しょの限られた物的、人的資源の中で介護スタッフの方々が、入所者の方の個人ごとの状況に合わせて工夫されている姿に感銘を受けました。
また介護士、看護師さんを対象とした「嚥下障害について」の講演会を行いました。土橋先生からはより実践的な内容の講義があり私も改めて勉強になりました。
小笠原諸島はその大自然が世界遺産に認定されているように、短期の滞在ではありましたが身近に自然が体験できました。
スノーケリングでイルカに遭遇、ナイトツアーでオガサワラオオコウモリを発見し、民宿の前の浜ではウミガメの産卵も見れました。冬にはホエールウォチングが出来るとの事で、是非プライベートでも訪れて見たいと思いました。
今回の巡回相談や講演会が島の医療に関わる方々のお役に立つことを切に願っております。
小笠原諸島は東京から南方に1000Kmに位置する父島を中心とする諸島です。父島は人口1500人、母島は500人の島です。
竹島桟橋から、おがさわら丸に揺られること25時間、降り立った父島は気温29度であり、亜熱帯の気候を早速体験しました。
今回の相談は嚥下障害の方1名、パーキンソン病の方1名、パーキンソン症状の疑われる方3名でした。幸いにして後者3名の方は診察をさせて頂きパーキンソン病は考えにくいであろうとお伝えしました。また診療所と併設されている老人保健施設を視察し昼食の介助法についてアドバイスをさせて頂きました。島しょの限られた物的、人的資源の中で介護スタッフの方々が、入所者の方の個人ごとの状況に合わせて工夫されている姿に感銘を受けました。
また介護士、看護師さんを対象とした「嚥下障害について」の講演会を行いました。土橋先生からはより実践的な内容の講義があり私も改めて勉強になりました。
小笠原諸島はその大自然が世界遺産に認定されているように、短期の滞在ではありましたが身近に自然が体験できました。
スノーケリングでイルカに遭遇、ナイトツアーでオガサワラオオコウモリを発見し、民宿の前の浜ではウミガメの産卵も見れました。冬にはホエールウォチングが出来るとの事で、是非プライベートでも訪れて見たいと思いました。
今回の巡回相談や講演会が島の医療に関わる方々のお役に立つことを切に願っております。


