大橋病院新病院の基本構想について、これまで数年にわたり院内で議論を行い平成22年5月20日基本方針として医学部教授会において公表し、平成23年8月には財政目標を示しました。その後、各診療科からより具体的な戦略目標数値の回答を頂きました。
国は2025年を目標年とした「社会保障・税の一体改革」を取りまとめ、まさに本年の医療費改定は超高齢化時代への具体的な幕開けの年となりました。
それら事項の再検討、微修正を行うと共に、東邦大学医学部付属医療センター新大橋病院が立地する区西南部における医療供給状況を考慮した結果、当医療センター新病院は「優しい心、親切な心のこもった医療の実践」を基本理念とした最高水準の診療、卒前・卒後教育、研究を実践するとともに、地域の中核病院としてより特色ある総合病院への変換の必要性、都会の中のオアシスともいうべき「水と緑に囲まれた新病院」という基本構想をねって参りました。
この度、新病院の開院時期が平成30年6月に決まり、同時に新病院の機能の概略がほぼ固まったことを機に、より明確化した財政計画を含む基本計画を策定いたしました。
平成28年9月
学校法人東邦大学新大橋病院建設委員会