網膜硝子体外来
外来受付時間
1.裂孔原性網膜剥離
初診時にベッドが空いていれば、即日入院していただき、眼底検査を行い、手術を施行します。あらかじめご連絡いただければベッドを確保しますので、眼科外来までご連絡ください。
2.糖尿病網膜症
糖尿病網膜症は糖尿病管理が重要なため、内科と連携を取りながら治療を進めます。眼科的には蛍光眼底造影検査を適宜実施し、病状によりレーザー光凝固を施行します。牽引性網膜剥離、硝子体出血、黄斑浮腫など増殖変化の強い増殖性糖尿病網膜症に対しては、抗VEGF薬の硝子体注射や硝子体手術を行い、視力予後が以前より改善してきています。
3.黄斑円孔、黄斑上膜
OCTを用いて精密な診断をしています。手術は症例に応じて25G(ゲージ)システムを用いて無縫合の硝子体手術を施行します。
黄斑円孔は内境界膜剥離を併用し良好な結果を得ています。また患者様になるべく負担にならないよう、症例に応じて術後にうつぶせの姿勢をしない方法も行っております。
黄斑円孔は内境界膜剥離を併用し良好な結果を得ています。また患者様になるべく負担にならないよう、症例に応じて術後にうつぶせの姿勢をしない方法も行っております。
4.網膜中心静脈閉塞症
蛍光眼底造影検査やOCT等を用いて精査後、ステロイド薬や抗VEGF薬の硝子体注射、光凝固、硝子体手術、内服治療を選択して行っております。
5.増殖硝子体網膜症
難治性の疾患である増殖硝子体網膜症に対し、強膜内陥術や硝子体手術を積極的に施行しており、良好な手術成績をおさめています。
6.加齢黄斑変性
平成16年6月より光線力学療法(PDT)を開始しました。また脈絡膜新生血管の状態によって、光凝固、抗VEGF薬(抗新生血管薬)の硝子体注射などを組み合わせて治療しています。