肩・肘・手の外科
肩関節、肘関節、手・指関節を総合的に診察し、上肢を「運動器のひとつのユニット」として評価を行ったうえで、適切な治療方針を決定しています。このような方法をとることで、関節リウマチや糖尿病による上肢障害(バネ指、デュプイトレン拘縮、絞扼性神経障害、拘縮肩など)など上肢全体が罹患する疾病にも、より的確な治療を行うことができ、非常に有効です。手術療法では、 関節鏡下手術も肩・肘・手・指関節のすべてに導入しています。
さらに高齢化社会に向けて、当科オリジナルの人工肘関節や人工肩関節を開発し、臨床に応用しています。とくに人工肩関節置換術を施行している医療機関は全国でもまだ数少なく、当科は国内でもトップレベルの手術件数を有しています。
2014年4月より認可されたリバース型の人工肩関節を用いた手術にも対応しています。