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病棟勉強会

 病棟看護師と医師の合同勉強会。実地的・実技的な話題を中心に、知識の共有を図ります。

2011年12月8日 『川崎病~適切なタイミングでの治療を行うための症状観察の要点』(リーダー: 山口 佳世医師)

 川崎病の主要症状を数えるのは、経過の上での加算方式であるため、診察時に症状が消退していても、丁寧な現病歴をとることが診断につながることもあること。
 また川崎病の血管炎が進展・治癒過程をとるまでの経過病日を学び、それらをふまえて急性期にどのような症状、検査所見に注意して診断(鑑別診断を含む)をし、治療を行うかについて。
 入院後の治療における副作用への対策なども学んだ。

2011年11月30日 『アトピー性皮膚炎の診断と治療について』(リーダー: 藤原 順子医師)

 小児病棟に入院してくる事もしばしばある小児のアトピー性皮膚炎について勉強会を行った。
 アトピー性皮膚炎の診断方法、病態をはじめ、治療内容では特にスキンケアの重要性について学び、しばしば合併しているアレルギーに対しての対応策を具体的に考えた。

2011年5月19日 肺炎(リーダー: 病棟看護師1名・山口 佳世医師)

 小児病棟に入院する児の中でも多い"肺炎"について。
 看護師さんより、肺炎の症状・所見・理学療法なども含めた治療について。また模擬症例より重要な情報をpick upしてアセスメントにつなげるまでを行った。
 医師より肺炎の周辺知識として、こどもの呼吸器の特徴について、また呼吸障害を呈する患者さんの聴診所見の分類、またSpO2モニタリングをより理解・利用するための酸素解離曲線の復習などを行った。

2010年9月21日 BLSとPALS実習(リーダー: 山口 佳世医師)

 蘇生実習用人形と模擬心電図モニターなどを用いて、小児科の年齢の架空の患者さんの臨床症例に対して、初期評価を行ったあと、救急処置・蘇生法を確認した。指示や指示受けもそれぞれ声に出し、ひとつひとつの事柄の確認をおこたらないようにこころがけた。PALSプロバイダーの資格を持つ看護師も複数おり、意思疎通を大事にし、一方通行でない、チームダイナミクスを生かす対応を目指した。また、脛骨の模型にて、骨髄針穿刺の練習を行った。

2010年9月17日 長期留置型の中心静脈カテーテルの概要と使用法(リーダー: 川口 裕之講師)

 悪性腫瘍の治療時などに使用される長期留置型の中心静脈カテーテルの概要と使用法について。
 長期留置できるようなカテーテルの構造について、また長期留置ゆえの感染時などの予防・対応法を学んだ。またカテーテルの薬剤投与部の消毒法(院内規定あり)の確認を行った。
川口 裕之講師 川口 裕之講師
長期留置カテーテル用の人形を用いて。 長期留置カテーテル用の人形を用いて。

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大橋病院 小児科

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