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予防接種について

お知らせ

2021.3.30 日本脳炎ワクチンのお知らせ

当院で採用している日本脳炎ワクチンが2021年4月以降出荷停止となるため、入手が困難になる見通しです。
当院でも在庫不足の状況の為、定期予防接種のⅠ期初回、Ⅰ期2回目のみ承ります。
Ⅰ期追加、Ⅱ期の方は安定供給の見通しがたった時点で、可能な限り速やかに再開したいと考えております。
なお、今後在庫確保が難しくなった場合、受付を一時的に停止する可能性もありますことをご了承ください。

予防接種の意義

 ここ数年、多様な予防接種(新しい日本脳炎ワクチン、Hibワクチン、肺炎球菌ワクチン、ロタウイルスワクチン、不活化ポリオワクチン、さらには4種混合ワクチン)が接種可能となりました。これまで日本はワクチン後進国とよばれ、上記のワクチンは世界の先進国ではかなり以前から接種されています。VPD(Vaccine Preventable Disease: ワクチンで予防可能な病気)という言葉が小児科の世界では広く知られているように(下記の"KNOW☆VPD!"のホームページをご参照下さい)、現在のワクチンは安全でかつとても有効です。
 肺炎球菌ワクチン接種が始まったあとから、大橋病院小児科を受診される方の中でも、従来 小児の細菌性肺炎の原因の40-60%を占めていた 肺炎球菌による肺炎が歴然と減少しました。ワクチンはなるべく予定に従って、推奨されているすべてのワクチンを接種すべきと考えています。

ワクチン接種の複雑さ(頻繁さ)

 このようにとても有益な予防接種ですが、近年、その数が増えすぎて、お母様達が「どのように接種していったらよいのだろう?」と不安に思われているのが現状かと思います。
 当院では1ヶ月健診、またその後でも、個々の予防接種歴に合わせて 最も適切と考えられるワクチン接種方法(どのワクチンをどのような順序で何ヶ月の時に接種すればよいか)を計画・ご指導しています。ワクチンについて計画をご希望の方は健診、あるいは、ワクチン接種日に医師・看護師にお聞き下さい。母子手帳を忘れずにお持ち下さい。

予防接種スケジュール

 定期予防接種/任意接種、生ワクチン/不活化ワクチンの区別、接種が推奨される年齢など、みやすいスケジュール表です。接種したらチェックをする欄もあります。
 どうぞご活用ください。

インフルエンザワクチンについて

 当院では、新型インフルエンザ(A/H1N1)と季節性インフルエンザ(A/H3N2とB型)の3型に効果があるワクチン(3価ワクチン)を取り扱います。


【料金について】
  • 病院規定料金
 ①成人の場合
  1回あたり 5,250円(税込み)
  *東京23区在住の高齢者が助成用の書類を持参した場合、2,200円になります。
  *助成対象者で生活保護世帯の方は窓口負担は免除されます。

 ②小児の場合(15歳以下)
  1回あたり 3,150円(税込み)


■接種方法(2011年用量改定あり。2010年までと用量・接種間隔が異なります)
○6ヶ月以上3才未満:1回0.25ml、2~4週間あけて2回接種
○3才以上13才未満:1回0.5ml、2~4週間あけて2回接種
○13才以上:1回0.5ml、1回接種 または1~4週間あけて2回接種


 <小児科外来の予防接種枠>
水曜日、金曜日の13時~15時30分



 <ご予約>
月曜日~金曜日の14時~16時 小児科外来まで お電話下さい。

 
 ◆目黒区在住の小児:助成なし
 ◆世田谷区・渋谷区にお住まいのお子さんは 以下の助成があります。
各区のインフルエンザ予防接種指定医療機関にて接種をおすすめいたします。

海外渡航者向けの予防接種

 当科は、「厚生労働省検疫所 海外渡航者向けの予防接種実施機関」にも登録しております。  A型肝炎・B型肝炎・破傷風・ポリオ・日本脳炎ワクチンにつきましては、接種のご予約を承っております。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 小児科

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)