東邦大学小児科に入局して—✎
現在の私が目指す医師像は、患者・家族の気持ちに寄り添うことができ、その気持ちを理解・受容しながらも、一方では冷静にdecision makingができる医師です。というのも、感情に流されやすく、時に科学者としての判断ができていないことがあると自分自身を評しているためです。患児やその家族、または自分の気持ちを優先するあまり、本来は行うべき検査を行わなかったのではないか、これは本当に必要な検査・治療だったのか。ふと、このように思うことがあり、その都度思い悩みます。
一例一例を大切にし、そこから少しでも多くのことを学ぶ。学び得たことを活かし、検査・治療のメリット・デメリットを天秤にかける。そして、よりよいdecision makingができるようになるために、一歩一歩、ゆっくりでも着実に成長していきたいと思います。
一例一例を大切にし、そこから少しでも多くのことを学ぶ。学び得たことを活かし、検査・治療のメリット・デメリットを天秤にかける。そして、よりよいdecision makingができるようになるために、一歩一歩、ゆっくりでも着実に成長していきたいと思います。

最後に、入局1年目ながら私の思いを汲んで頂いた関根教授、そしてこんな私を丁寧に指導して下さる舘野教授に感謝の意を表したいと思います。
(2013年4月入局、2014年記)
(2013年4月入局、2014年記)