先輩医師の声

やる気次第で縮められる、一人前までの時間

坂本 安優(レジデント:2016年入局)
一人前になるまでに時間のかかる外科系診療科に比べ、麻酔科は実力があればどんどん上に行けますし、やる気次第で成長できる環境だったところに魅力を感じて入局しました。麻酔科は一つの症例から学ぶことが多く、自分で掘り下げて勉強して次につなげられるので、独り立ちできるようになるまでのスピードが速い診療科だと思います。
「麻酔がお前でよかった」に感じるよろこび
患者さんから直接感謝されることは少ないですが、長時間の手術をトラブルなく終えて抜管できたときはやりがいを感じます。手術を執刀した先生から「麻酔が坂本なら大丈夫」、「今日は坂本でよかった」と言ってもらえることもあり、うれしいですし、みんなをバックで支えていると実感することができます。
研究発表がコミュニケーションのきっかけに

研究は小竹教授からもらった内容に取り組んでいます。輸液に関する内容を3年くらい研究し、学会発表も4回やりました。正直、研究や学会発表は得意ではないのですが、そのことがきっかけでほかの施設の先生に声をかけてもらってコミュニケーションができたりもしているので、得られるものは大きいと思います。