教育・研修

新入局員の方へ 目標と後期研修プログラムについて

大橋病院循環器内科でのプログラムについて

初期臨床研修後の内科学専攻において、循環器内科は内科診療における内科総合力の向上と総合内科専門医の取得において重要かつ必要不可欠な領域である。
循環器内科プログラムの目的は、専攻者が①循環器診療における基本的概念を理解する事、②循環器内科における基本から難易度の高い診療技術を習得する事、③さらに研修によって得られた経験や知識によって、ほぼ全ての循環器診療に対応できるような臨床力を得られる事を研修の目的とする。
特に大橋病院循環器内科のプログラムの特徴として循環器疾患における全ての領域においてエキスパートの指導医がいる事から、これらの指導医とともに病棟や救急外来でのチーム診療、また、毎日行われている症例検討会を通じて、虚血性心疾患から心不全管理、成人先天性心疾患、不整脈診療、循環器救急診療などの循環器疾患のtotal managementができるようにトレーニングを行うものとする。

後期研修プログラム

1年目
1年目は、東邦大学医療センター 大橋病院の各内科(呼吸器内科、消化器内科、腎臓内科、代謝・内分泌内科、膠原病内科)を各2ヶ月研修頂きます。

2年目
2年目は関連病院での内科の研修(循環器内科以外)を行います。半年おきに2つの関連病院を研修して頂きます。関連病院としては以下の病院です。

東京高輪病院

東京品川病院

東京労災病院

日産厚生会玉川病院

太田記念病院

小田原循環器病院

京都桂病院

厚生中央病院

国立病院機構 東京病院

済生会横浜市東部病院

この他にも関連病院はあり、研修は可能です。

3年目
3年目は循環器内科での研修となります。当科は各分野ごとに分かれており、それぞれ3ヶ月おきに研修してもらいます。(カテーテル分野、不整脈分野、画像診断分野、心臓超音波分野)。循環器内科の専門的な知識・診療力を鍛えます。

4年目以降
東邦大学医療センター大橋病院循環器内科、関連病院循環器内科にて引き続き診療・研鑽しながら循環器内科専門医をはじめとする各専門医取得、論文作成、学会発表を目指します。

留学施設

各個人の専門分野を海外の優れた施設で究めてもらうため、積極的に海外留学を勧めています。

〈これまでの留学先〉

  1. シーダス・サイナイ・メディカルセンター (ロサンゼルス・アメリカ)
  2. クリーブランド・クリニック (アハイオ・アメリカ)
  3. マサチューセッツ・ジェネラルホスピタル (MGH・ボストン・アメリカ)
  4. マウント・サイナイ・ホスピタル(ニューヨーク・アメリカ)
  5. ロマリンダ大学メディカルセンター (カルフォルニア・アメリカ)
  6. UCLA・ロサンゼルス校 (カルフォルニア・アメリカ)
  7. ミネアポリス・ハートインスティテュート (ミネアポリス・アメリカ)
  8. コロンビア・ホスピタル (ミラノ・イタリア)
  9. ベルン大学インゼル病院 (ベルン・スイス)
  10. ミュンヘン大学・ドイツ心臓病センター (ミュンヘン・ドイツ)