心臓血管外科

診療科紹介
尾﨑 重之

ごあいさつ

東邦大学医療センター大橋病院心臓血管外科は冠動脈バイパス手術から弁膜症、大動脈手術にいたるまで患者さまのからだの状態を十分に把握し、からだに対する侵襲を最小限度にとどめながら、最高水準の結果をもたらす手術を行っています。
したがって、これまで手術に対するからだの負担が大きいため手術を勧められなかった患者さま、他の臓器に問題があるために手術を勧められなかった患者さま、御高齢者の患者さまでも手術を行うことができ、手術翌日から歩行、食事が可能になり、1、2週間で退院できる治療法を確立してきました。

最近では根治性を求める手術のみならず、「より良いQOL」を得るための術式、「からだに優しい」手術を確立しています。昨年4月から開始した「大動脈弁疾患に対する自己心膜を使用した大動脈弁形成術」もその一つです。人工弁置換術と異なり、異物を一切使用しない、「からだに優しく、より良いQOL」を確立した手術方法です。われわれは絶えず患者さまと向き合い、安全確実で、患者さまの負担を少なくし、最先端の医療を提供することをお約束します。

尾﨑 重之

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