診療方針

高度な専門性に基づく、手術治療を中心とした診療

1964年に開院した東邦大学医療センター大橋病院は、2018年6月に最新鋭の設備を整えた新たな都市型モデル病院へと変わりました。私たちは、都内でも有数の恵まれた環境にある大学病院の耳鼻咽喉科として、高度な専門性に基づく、手術治療を中心とした診療を行っております。
特に、厚生労働省の指定難病である「好酸球性副鼻腔炎」を含む慢性副鼻腔炎や、副鼻腔真菌症、鼻副鼻腔腫瘍などの鼻副鼻腔疾患や、下垂体腫瘍などの頭蓋底疾患を対象とした内視鏡手術については、全国でも有数の手術件数を誇ります。この手術に関しては充実した設備を有し、手術支援機器として高解像度(4K、フルハイビジョン)の内視鏡システム、マイクロデブリッダーおよび内視鏡用ドリル、手術用ナビゲーションシステムを備えており、高度な医療を提供しております。さらに、手術研修会において指導を行う技量と、豊富な経験をもつ指導医による管理のもと、低侵襲で安全な手術を行っております。そのため、全国でも数少ない、日本鼻科学会認定手術指導医制度における認可施設にもなっております。

豊富な専門外来

日本アレルギー学会認定のアレルギー指導医や専門医の資格をもつ医師による、アレルギー専門外来では、アレルギー性鼻炎に対するアレルゲン免疫療法や手術治療にも精力的に取り組んでおります。また、いびきや睡眠時無呼吸症に関する専門的な診療も行っており、他施設ではあまり行われていない小児例の診断や治療にも力を入れております。
その他、嚥下障害、難聴(補聴器)、めまいについての専門的な診療を行う専門外来を有しております。