診療科挨拶

自慢の指導陣が率いる3つの専門グループで構成
確立した研修プログラムで、内視鏡を含め実践経験を

消化器内科【教授・診療部長】前谷 容

経験豊富なチーフが率いる3つのグループ

一口に消化器内科と言っても、その内容は多岐にわたり、各分野の専門性が高い特徴があります。当科は大学病院の消化器内科として求められる高度な医療を提供するため、各領域の専門家がそれぞれの分野で診断、治療に当たる体制を整え、その責務に応えています。
当科の場合は、消化管、肝臓、胆膵の3グループを持ち、専門のスキルを活かしながら患者さんに最新かつ最適な医療を提供するほか、若手医師の指導に当たっています。各チームのチーフ医師は十二分な知識、経験を持ち、その指導力は内外に誇れるものだと自負しています。

優れた機器と、それを扱う医師の育成

内視鏡は日進月歩で進化しており、かつては手術以外に治療方法のなかった症例でも、内視鏡を用いて低侵襲に治療できるようになっているケースも往々にしてあります。現在では多く使用される超音波内視鏡のほか、2013年からはカプセル内視鏡やバルーン内視鏡を導入するなど、機器の充実も図っています。
当科では2019年6月の新病院開院に伴い、最新の機器の導入・拡充を図りました。しかし、医療機器の大切さはもちろんのことですが、それを扱う医師の技量はさらに大切と考えます。良い機器をしっかりと扱えるよう、後期研修のプログラムでも充実したトレーニングを実施しています。

各分野を3年間学び、専門領域へ進む

消化器内科医としてジェネラルな部分を学ぶ重要性が説かれる一方で、若手医師が早い段階から専門領域に進む傾向があるのも事実です。どちらが良いかは一概には言えませんが、当科では全分野のトレーニングを満遍なくできるように心掛けています。そのため、当科の後期研修のプログラムでは、最初の3年で各領域を学んでもらい、4年目に専門を決めてもらいます。
後期研修には力を入れており、当科でトレーニングを受ければ、どこへ行っても胸を張って働ける消化器内科医になれるでしょう。

自分で考えて、自分で決める医師に

医師は「一生学習」ですので、絶えず勉強し続けることが大事です。積極性を持ち、何でも不思議に思って解明しようという好奇心旺盛な医師に入局してもらえると理想的です。その意味では消化器内科は扱う臓器も多く、学ぶこともたくさんあると言えるでしょう。
また、発展途上の過程ではわれわれ先輩医師を最大限に利用してもらって結構ですが、あるタイミングからはアドバイスに頼ることなく、自分で考えて、自分で決定をしていかなければなりません。最終的には、自分の力だけで方針を決められる医師になってほしいと思いますし、そのための指導をしていきたいと考えています。