診療科挨拶

婦人科腫瘍に強さのある婦人科特化型の医局
少人数で手厚く指導し、若手育成に寄与する

産婦人科【教授:平成6年卒 平成30年入局】田中 京子

婦人科に特化し、特に婦人科腫瘍に強い診療科

当科は2018年の新病院開院とともに、産婦人科ではなく婦人科に特化した診療科となりました。そのため、現在は後期研修医の入局を直接は募集していませんが、大森病院の産婦人科研修医を預かる形で半年間の研修を行っています。

婦人科の中でも特に婦人科腫瘍の治療に強いのが特徴で、日本婦人科腫瘍学会指定修練施設です。また、子宮頸がんの妊孕性温存手術という特殊な手術においては日本トップレベルの臨床経験を誇っています。

子宮頸がんに対する妊孕性温存手術を行う数少ない施設

当科は婦人科の中でも、特に婦人科腫瘍治療に強いのが特徴で、とりわけ子宮頸がんの妊孕性温存手術を得意としている大きな特徴があります。
技術的、環境的な理由からこの手術を行っている施設は多くありませんが、若い患者さんの子宮頸がんが増えている今日では大変に意味のある治療だと思います。

全国から紹介でいらっしゃる患者さんや、ご自分で探してわざわざお越しになる患者さんもいます。
この技術を習得するまでには長い時間と多くの経験が必要ですが、長期的目標として若い先生にも興味を持ってもらえればと思います。