診療方針

大学病院で働き続けるのなら博士号を

大学病院で働く医師は、診療だけでなく研究や教育にも目を向けなければいけないと考えます。

医局の現状を鑑みるに、じっくり基礎研究に時間をかけるというのは難しいのが正直なところではありますが、基礎研究に取り組みたい先生には他施設を紹介したり、あるいは臨床研究をまとめる形で結果を求める方法を提案しています。

博士号がないと医師として働けないわけではありませんが、大学病院に残るのであれば、職位を上げる意味でも博士号を取得するのは使命でしょう。私たちも、そのための指導はしていきたいと思っています。

いずれは指導者となる婦人科医を

産婦人科は生殖、婦人科腫瘍、周産期、女性医学の4つの広い分野を学ぶことができる診療科です。

私たちの医局は主に婦人科を学ぶことですが、若い患者さんから高齢の患者さんまで、あらゆるライフステージの女性患者さんを診ることになります。その中で、いずれは指導者になるようなリーダーシップを取れる先生が育ってくれたらうれしいと考えています。

常勤5人だけの少人数の医局ですので、その分、経験できることは多くなりますし、手厚い指導をしてあげられるかと思います。
直接の入局はできませんが、大森病院の産婦人科を通じ、産婦人科医を目指してもらいたいと思っています。