先輩医師の声
研究と臨床が直結。研究の成果を臨床で発揮
片桐 翔治(シニアレジデント:2015年入局)
見えないものを対象にしている領域なので、研究と臨床が直結するケースの多い診療科だと思います。私は昨年度まで大学院に通い、研究に力を注いでいました。現在は臨床現場に戻って働いていますが、より効果を得られやすい薬を探せる知識を持って治療に当たれることがやりがいになっています。違った目線から見られる場面もあり、研究に費やした時間が無駄でなかったことを実感しています。
周囲の支えでできた研究。後輩にも手を貸したい
大学院に行っていた4年間は病棟患者の主治医にはならず、臨床は外来の手伝いをしていただけでした。これができたのは、間違いなく周囲のみなさんのサポートのおかげです。医局員の数は少ないですが全員でサポートし合っていますし、お互いに刺激し合えるいい環境だと感じます。私自身も後輩が研究に取り組みたいと言えば、教えられることはあると思いますし、手を貸すことに何のためらいもありません。