教育・研修

当科の研修目標

①膠原病リウマチ性疾患の診療における専門医としての可能な限り最高の技量を獲得する。

膠原病リウマチ性疾患の領域は病因・病態の解明、治療などの分野できわめて急速に進歩しています。当科の特徴はわが国の膠原病・リウマチ診療をリードする施設の1つとして、多くの国際共同治験、多施設共同研究に参画して、常に最新の情報の創出と受容を継続する環境にあります。こうした最先端施設の特徴を生かして、医療の進歩を先導することができる医師となる人材を養成します。

②一般内科医としても高い総合的能力を獲得する。

膠原病リウマチ性疾患の大きな特徴は全身性疾患であり、ほとんどあらゆる臓器に病変が出現する可能性があることです。したがって、膠原病リウマチ性疾患の臨床においては、個々の疾患に対する専門的な臨床的力量を得るばかりでなく、呼吸器・循環器・消化器・神経・血液をはじめとするほかの内科領域についても一定の臨床的力量を得なければなりません。さらには、皮膚科・整形外科・眼科・耳鼻科など内科以外の臨床各科領域に及ぶ幅広い知識も要求されます。当科では卒後5年目以上のレジデントは全員日本内科学会認定医を取得し研鑽を積んでいます。

③全人的な医療に応えられる医師を養成する。

膠原病リウマチ性疾患のもう一つの特徴は、患者に多くの苦痛をもたらす慢性疾患であるということです。したがって、治療目標は患者のQOLの最大化であり、この目標の達成のために精神的なケアを含む全人的な医療の実践が要求されます。これらの目標を達成することで、未来の膠原病リウマチ診療分野をリードする人材を育成します。

教育行事

・教授回診・病棟カンファレンス

毎週月曜日 14:00~16:00
担当医として症例の説明を行います。

・症例検討会

毎週木曜日 17:00~18:00
担当医として症例の説明を行います。

・論文抄読会または研究発表・検討会

毎週月曜日 17:00~18:00
海外研究論文の要約発表後、討論を行います。
前期研修医は与えられたテーマについて文献検索を行い、考察を発表していただきます。

・当院整形外科合同カンファレンス(年4回)

関節リウマチの手術適応、手術後経過、診断が難しい症例の検討、討論を行っています。
また、当科から手術依頼した患者さんの関節手術を適宜見学しています。
※日本リウマチ学会認定リウマチ専門医の取得には、整形外科領域のカンファレンス参加や関節手術見学が必須とされています。

・他施設合同カンファレンス(年4回)

国立病院機構東京医療センターや駒沢 風の診療所との定期的な症例検討会を行っています。

・講演会、研究会

当施設や近隣で開催される講演会、研究会に参加していただきます。

教育関連病院・施設

川崎市立川崎病院
国立病院機構東京医療センター

学位および専門医等の取得状況

日本リウマチ学会認定リウマチ指導医 3名
日本内科学会認定総合内科専門医 6名
日本リウマチ学会認定リウマチ専門医 8名
日本内科学会認定内科認定医 11名