診療方針

豊富な連携施設とプログラム。その後のサポートも充実

当科は専門医研修プログラムの基幹施設となっており、連携施設も7つあります。内4施設の長は他大学出身の先生が務めていますので、われわれの文化とは違うことも学べるのではないかと思います。もちろん、当院内にもそれぞれの分野の専門家が在籍し、しっかりと研鑽を積むことができます。
脳神経外科のいろいろな領域を学ぶ中で自分が専門としたいものを見つけられれば、「好きこそものの上手なれ」です。それぞれのやりたいことができるように、他施設への研修、海外・国内留学、大学院への進学など、さまざまなアプローチを後押ししていきます。

若いうちから、役に立てたと感じられる診療科

脳神経外科は「決して楽だとは言えないが、やりがいのある診療科」だと思います。患者さんが元気になって「先生のおかげで」なんて言ってもらえると嬉しさもひとしおです。それはどんな診療科でも同じでしょうが、そういったことを比較的多く経験できる科だと思います。自分がそこにいたから患者さんの役に立てたと感じる経験が若いうちからできる科です。
脳はたった1200グラムくらいの小さな臓器ですが、まだまだ未知の部分が計り知れない臓器でもあります。目指す道は必ず見つかると思いますので、当科で1人でも多くの患者さんの予後を良くしてもらいたいと思っています。