診療科挨拶

豊富な症例数とバリエーションを持ち、
臨床、研究ともに経験を積むことのできる診療科

形成外科【教授】林 明照

顔面の診療に自信。若手も経験を積みやすい医局

当科は形成外科として一般的な疾患はすべて受け入れながら、特に顔面外傷や熱傷を多く診療している医局です。皮膚の悪性腫瘍の切除、再建にも積極的に取り組んでいて、中でも顔の悪性腫瘍への診療は得意な分野となっています。また、顔面神経麻痺が私の専門であるため、動的再建から静的再建まで十分に勉強することができる環境だと言えるでしょう。
小規模な医局ですので、若手医師にも術者として手術を実施してもらったり、担当医として患者さんに向き合ってもらったりと、実践経験を積みながら技術を身に着けることのできる医局だと自負しています。

症例は数、バリエーションともに充実

渋谷に近い大橋病院の立地上、東京都内だけでなく近郊部からも患者さんがいらっしゃいます。そのため、患者数が多いのはもちろんのことですが、症例のバリエーションも多くあり、さまざまな経験を積むことができる特徴があります。
また、当科では循環器内科や糖尿病内科とコラボレーションして、フットケア外来を開設しています。フットケアに取り組む病院は珍しくなくなってきましたが、他科と密に協力した治療が行えていることが当院の自慢です。循環器内科の血管治療や糖尿病内科の血糖コントロールと連携して、私たちが足の潰瘍や傷を治療し、患者さんのQOL向上に努めています。