診療科挨拶

最新設備に支えられた診断と治療の二本柱
院外施設での研修も充実の育成体制も自慢

放射線科【教授】五味 達哉

画像診断はレポートまでのスピードに自信

当科は画像診断と放射線治療に大きく分けることができる診療科です。
画像診断においては、最新鋭のCT,MRI,核医学装置を2台ずつ保有し、それらを用いた検査の指示、検査、読影、レポート作成までを一つの仕事としています。それ以外にも、依頼を受けた際にはIVRによる検査、治療にも取り組んでいます。
また、1日最大3件まで地域医療機関からの検査依頼も受け付けており、検査を受けた患者さんが検査画像とレポートをその日のうちに持って帰れるようなスピード感で対応しています。

最新機器で臨む治療。若手の活躍機会も多い

放射線治療は2018年の新病院開院と同時に新たに立ち上げ、最新の治療機器を用いて高度な治療を行っており、患者さんの数は右肩上がりで増加しています。適応の多い乳がんや前立腺がんはもちろんのこと、脳神経外科の先生が脳腫瘍を幅広く扱っていることもあり、他施設よりも脳腫瘍が多い特徴があります。
放射線治療の専門医は日本に1400人ほどしかおらず、治療を行っている施設も約900施設程度です。その一方で、高齢化とともに放射線治療を必要とする患者さんの数は増えていますので、若い先生にも活躍の機会が多くある分野だと考えています。