検査について

メニュー

胃透視検査

胃透視では主にバリウムという造影剤を飲んで胃粘膜の表面に薄くバリウムを付着させます。胃粘膜に付いたバリウムの様子をいろいろな角度から撮影する検査です。

検査前処置

胃の中に食べ物が残っていると十分な観察が出来ないため食事制限があります。検査直前には胃粘膜の様子を鮮明に撮影するために胃の動きを止める薬を筋肉注射します。

検査方法

胃の粘膜、形をきちんと観察するためには胃を空気で膨らませた状態で観察します。まず胃を膨らませるための発泡剤とバリウムを飲んで頂きます。その後バリウムを胃粘膜に付着させるために体の向きを変えて頂いたり、検査台を動かしながら撮影していきます。
胃を空気で広げた状態の図とバリウムを飲んだ瞬間に食道を撮影した図

胃透視で何がわかるのか

癌、潰瘍、ポリープなどの粘膜病変のほか、形態の異常や隣接臓器からの影響を診断します。異常があった場合は胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)で粘膜を直接観察したり、再び胃透視を行なって経過観察したりします。
胃の粘膜に病変が撮影されている図

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 放射線部

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)