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肺機能講座

 肺機能検査でもっとも基本となる肺活量(VC)について簡単に解説したいと思います。
 鼻をノーズクリップではさみ、口でマウスピースをくわえて
呼吸を行います。
 下記に示す図は肺気量分画と言って、呼吸をするときに肺のスペースをどれくらい使っているかを示したものです。

では、検査で肺活量を測定する時の説明の一例を紹介します。

患者様への説明例(呼気肺活量)
  • 始めは楽に呼吸をして下さい。
  • 大きく吸って、と言いますので吸えるところまで大きく吸って下さい。
  • 吸えなくなったら、今度は吐けるところまで大きく吐いて下さい。
  • これ以上吐けなくなったら吸って終わりです。
注意点
  • 患者様にはこちらの声に合わせて呼吸してもらうようにし、最大値が出せるようにする。
  • 最大吸気位では波形がギザギザ、最大呼気位ではプラトーになるのを確認してから
    次の声をかける。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 臨床生理機能検査部

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