患者さまのための検査だから私達は、わかりやすい説明を心がけています
循環器系検査(心電図など)
心電図

心臓の検査の中で最も一般的な検査です。通常安静時に検査をしますが、運動負荷をして心電図をとる場合(マスター負荷心電図)もあります。
ホルター心電図
通常の心電図検査は数分で終了しますので、短時間の所見しか観察できません。ホルター心電図は、ほぼ24時間の心電図を記録しますので、日常生活上での心電図所見をみることができます。特に不整脈の診断や治療効果の判定には、外来でできる検査として、もっともよい方法です。電極を胸に貼りつけ、携帯型心電計を身につけてもらいますが、当日入浴できない以外は、日常の生活には差し支えありません。
心室遅延電位・TWA(T-wavealternans)
どちらの検査も、生命に危険のある不整脈(致死的不整脈)が出現する素因をもっているかどうかを予測する検査です。心室遅延電位の検出検査はベッドに寝ているだけの検査ですが、TWA 検査はベッド上で軽い運動(自転車こぎ)をして、脈拍数を上げてから行う検査です。
ABI・PWV

ABI(足関節/上腕血圧比:Ankle Brachial Index)は動脈の閉塞状態を、PWV(脈波伝播速度:Pulse Wave Velocity)は動脈の硬さを測定する検査法です。両者合わせても、検査時間は10分程度で簡便にできます。高血圧・高脂血症治療における動脈硬化度の判定、閉塞性動脈硬化症(ASO)の診断等動脈硬化性疾患に役に立つ検査です。
主な検査項目
- 循環器系検査(心電図など)
- 神経生理機能系検査(脳波・筋電図など)
- 呼吸器系検査(肺機能検査)
- 超音波検査(エコ-検査)
- 耳鼻科系検査(聴力など)