肛門外来

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肛門外来 診療内容

排便の際に肛門から出血したり、肛門が痛かったりした経験はだれにでもあるのではないでしょうか。日本人の三人に一人は痔関連疾患を持つ“痔主”であると言われており、まさに国民病であります。しかしこれほどまでに一般的な病気であるにもかかわらず、羞恥心と、生命に直接関係しないという安易な気持ちから、痔主の方の多くは病院に行かず、自分判断や市販薬にて漫然と治療なされていることが多いのではないでしょうか?

しかし自己判断・診断の治療により疾患が増悪したり合併症を併発することも少なくありません。このような風潮ができあがったことについては医療側の責任も免れません。大学病院を含めた大きな病院では、当然のように悪性疾患の治療が優先されてきたために、痔関連疾患はあまり重要視されていなかったのです。患者様に優しい医療、親切な医療を考える上でこれは大きな反省点であります。

そこで東邦大学医療センター大橋病院では、これらの病気に対しても専門的な知識を持ったスタッフとともに専門的な外来を開設し、積極的に治療を行なうことになりました。痔でお悩みの痔主のみなさま、肛門の痛みや、お通じの後出血のみられる方は是非当院の肛門外来にてご相談下さい。

また開業の先生方におかれましては、難治性の痔核・痔瘻など治療にご苦労されている患者様がおいででしたら、一度治療方針などのご相談にご紹介いただけますようお願い申し上げます。痔核、脱肛、痔瘻、裂肛などの肛門疾患の診断と治療を専門医が行ないます。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 外科

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)