中央採血室

中央採血室

中央採血室では体の中に流れている血液を検査のために採取いたします。この検査は、病気の診断や病態把握のために必要な医療行為です。

担当医から検査の説明を十分にお聞きになり、採血の必要性と危険性について納得・同意したうえ、採血をお受けいただきますようお願い申し上げます。

採血時にご気分が悪くなられる方、消毒薬にアレルギーをお持ちの方、透析中の方、その他採血時に不都合な事項をお持ちの方はお申し出ください。

採血は細心の注意を払い実施させていただきます。
しかし血管の状態によっては、採血針が血管に入らない場合や、1回で必要量の採血ができない場合があります。
その場合は採血部位を変え、再度採血させていただくことをご了承ください。

採血は基本的には安全な手技とされていますが、まれに採血に伴う合併症が起きることがあります。

現在、午前中は大変な混雑により、皆様に多大なご迷惑をおかけしております。
この現状を改善するために、中央採血室の拡張、人員増加、採血設備の改善・充実などの対策を講じ、皆様により良い採血環境をご提供できるように努力してまいりますので、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

中央採血室受付時間

月~金曜日 [受付開始時間] 8:00
[採血時間]   8:00~16:30
土曜日 [受付開始時間] 8:00
[採血時間]   8:00~13:00
休診日 第3土曜日、日曜日、祝日
年末年始(12月29日から1月3日)・ 創立記念日(6月10日)

採血に伴う主な合併症

止血困難・内出血

採血後の不十分な止血操作が主な原因として絆創膏から血液が漏れてしまったり、腕に大きく広がる内出血を起こしたりします。
針を刺した場所を十分に圧迫止血してください。採血部位を揉んだり、腕を激しく動かしたりしないようにしてください。
内出血は1~数週間程度で自然に消失します。
血液が止まりにくい方はお申し出ください。

アレルギー

採血時の消毒薬や止血用絆創膏などでかゆみ・発疹をはじめとするアレルギー症状が出現することがあります。
アレルギーをお持ちの方はお申し出ください。

神経損傷

針を刺した時にビリッとした痛みやしびれを感じます。
採血後も手指へ広がる痛み、しびれなどが持続します。
約12,000人に1人の確率(0.0083%)で起こる可能性があります。皮膚表層近くの神経の走行は個人差が大きいため、神経損傷を100%防止することはできません。
このような痛みを感じた場合はすぐにお申し出ください。

血管迷走神経反応

採血の刺激で神経が興奮し、一時的に血圧が下がることがあり、めまい・気分不快感・意識消失などを引き起こします。
心理的に緊張・不安が強いと起こりやすいとされ、採血前・後に起こることもあります。
採血でご気分が悪くなられる方、採血に強く不安を感じている方はお申し出ください。

これらの合併症が起きた場合には最善の処置を行います。
なお、その際の費用等はご自身の負担となりますのでご了承ください。

ご不明な点がございましたら遠慮なくスタッフにお申し出ください。
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外来中央採血室 外来中央採血室

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 輸血部

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)