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Vo9 最近のトピックス6

★ 高度大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)が始まります

2018年11-12月頃より大動脈弁狭窄症への経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)による治療が可能になります。
大動脈弁狭窄症とは主に弁の石灰化などにより弁口面積(弁が開いた時の面積)が狭くなる病気で、石灰化は加齢と共に進行します。そのため、高齢化を迎えた本邦では大動脈弁狭窄症の患者さんは増加傾向にありますが、一旦症状が出現すると、病状が急激に進行する予後の悪い病気としても知られています。
一方、弁疾患に対する根本的な治療は弁自体を交換もしくは修復することですが、従来行われてきた外科的手術による大動脈弁置換術は、高齢者や併存疾患などにより手術が不可能な場合も多いのも現状です。
TAVIとはカテーテルを通じて血管内もしくは心尖部より大動脈弁を留置する治療法であり、開胸手術を必要としませんので、従来の治療法では危険性が高い患者様へより最適な治療法を提供することが可能となります。
TAVIの適応となる患者様は、有症状、80(もしくは85)歳以上、併存疾患(肺気腫などの肺疾患、脳梗塞後、頚動脈狭窄、ADL低下(杖歩行や車椅子移動)など)を有する高度大動脈弁狭窄症の患者様などですが、有症状の心雑音を有する患者様がいらっしゃいましたら当院で精査をさせて頂き、治療法についてご相談させて頂ければと思います。
TAVIの担当は天野(月曜午前、火曜午前、木曜午後)、大久保(月曜午前、金曜午後)ですので、医師を指定の上外来へご紹介いただければと思います。
また、初診外来でも随時患者様の受け入れを行わせていただいておりますので、有症状の心雑音の精査もご依頼いただければと思います。

文責:循環器内科 医局長