患者さんの"いのち"を守るこころづよい相談相手として

心臓超音波検査について

心臓超音波検査
心臓超音波検査は、心臓に超音波(人間の耳には聞こえない音程の音波)をあてて、その反射波を画像化することにより、心臓の様子を調べるものです。
心エコー検査とも呼ばれ、心臓近くの胸壁に探触子を当てて検査を行います。
痛みのない、患者さんにとってたいへん優しい検査法です。
通常の検査時間は20分程度で、検査前の食事制限も必要ありません。

心臓超音波検査で何がわかる

心臓超音波検査では、1)心臓の形態、2)心臓の働き、3)心臓内の血液の流れに異常がないかなどを調べます。これにより、心肥大、心機能、弁の狭窄や逆流、心臓内の短絡血流などがわかります。心臓の形態や機能は断層法で、血流はカラードプラ法などを用いて評価します。したがって、高血圧心疾患、虚血性心疾患、心筋症、弁膜症、心膜疾患、先天性心疾患など多くの心臓病がこの検査で診断できます。
また、経食道心エコー検査は、胃カメラの先端に小さな探触子がついた専用のファイバーを食道に挿入して、食道側から心臓の様子をより詳しく観察する検査法です。特殊検査ではありますが、左房内血栓(左心耳内)や感染性心内膜炎(疣贅;ゆうぜい)の診断などにたいへん役立つ検査法です。

僧帽弁逸脱による僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症
34歳の男性、心雑音の精査で紹介受診された患者さん。
断層心エコー図(左)で、僧帽弁前尖は左房側に逸脱し(矢印)、カラードプラ法(左)では著しい僧帽弁逆流を認めます。

心房細動に合併した左房内血栓症

左房内血栓症
65歳の男性、心房細動の患者さん。経食道心エコー検査を行ったところ、左房の一部である左心耳内に大きな血栓(矢印)を認めました。抗凝固薬(ワーファリンの内服)を約一ヶ月間行ったところ、血栓は完全に消失しました。このように、心臓内、特に、左房内血栓の診断や治療判定には、経食道心エコー検査がたいへん役立ちます。

当院の心臓超音波検査の特色

  • 高性能の超音波診断装置で検査します
  • 検査は専門のスタッフが行っております
       日本超音波医学会認定 超音波専門医・指導医 1名(原田昌彦)
       日本超音波医学会認定 超音波検査士 13名
  • 女性の検査技師がおります
  • 予約なしで当日検査ができます
  • 検査件数が多く経験が豊富です
                   2007年    2008年
       心エコー件数   13,344件   13,492件
  • 経食道心エコーも行っています(要予約)