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乾癬外来

乾癬は、白いかさぶたのような鱗屑(りんせつ)を伴う、境界のはっきりした紅斑(赤い発疹)を主な症状とする炎症性角化症のひとつです。
乾癬の患者さんの約9割がこの症状を発症し、「尋常性乾癬」と呼ばれています。
このほか爪の変形、関節炎を伴う「関節症性乾癬」、まれに発疹が全身に及ぶ「乾癬性紅皮症」、扁桃腺炎などの感染症後に雨滴状の小さな乾癬の発疹ができる「滴状乾癬」、重症の「汎発性膿疱性乾癬」があります。

当外来は、日本皮膚科学会の生物学的製剤使用認定施設として、難治性の尋常性乾癬や関節症性乾癬に対する生物学的製剤を用いた治療を行っております。
使用している製剤は、
  • インフリキシマブ(点滴注射、化学療法室にて投与)
  • アダリムマブ(皮下注射、自己注射可)
  • セルトリズマブペゴル(皮下注射、自己注射可)
  • ウステキヌマブ(皮下注射、外来にて投与)
  • セクキヌマブ(皮下注射、自己注射可)
  • ブロダルマブ(皮下注射、自己注射可)
  • イキセキズマブ(皮下注射、自己注射可)
  • ビメキズマブ(皮下注射、4週間隔のみ自己注射可)
  • グセルクマブ(皮下注射、外来にて投与)
  • リサンキズマブ(皮下注射、外来にて投与)
  • チルドラズマブ(皮下注射、外来にて投与)
  • の11剤となります。
の11剤となります。

この他、生物学的製剤以外の全身療法として「シクロスポリン」「エトレチナート」「アプレミラスト」「メトトレキサート」「デュークラバシチニブ」による内服療法、「アダカラム」を用いた顆粒球吸着除去療法(透析室で施行)、「光線外来(※)」での紫外線療法も行っております。
診察日 火曜日 午後2時30分~5時
担当 橋本由起、古屋佳織、秦弘海

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 皮膚科

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)