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内耳疾患

代表的な内耳の病気

感音難聴

蝸牛およびそれより中枢側の障害で起こる難聴で、急に発症するもの、徐々に進行するもの、薬の副作用によるもの、先天的なもの、遺伝性のものなどがあります。

急に発症する感音難聴として代表的なものに、片耳が突然聞こえなくなる突発性難聴があります。治療にはステロイドホルモン剤、ビタミンB12製剤、循環改善剤を使用します。
難聴が高度な場合には治療を行っても聴力が改善しないこともありますが、発症から治療をせずに2週間以上が経過すると、多くの場合、聴力はそのまま固定してしまいます。

急に聞こえが悪くなったときにはなるべく早く耳鼻咽喉科を受診し、聴力検査を受けることをおすすめいたします。
大きな音を聞いた後に起こる難聴についても自然に軽快しないときには早めに耳鼻咽喉科を受診していただき、聴力検査を行うと良いでしょう。

めまい

内耳の三半規管が障害されると回転性のめまいが起こります。
三半規管が関係するめまいで最も多いのが良性発作性頭位めまい症です。

三半規管の中にある耳石が浮遊すると頭を動かした時にリンパ液の流れが起こり、回転性のめまいが出現します。
めまいは通常数分以内でおさまりますが、頭の位置によってめまいを繰り返します。

通常は数日~数週間で自然に改善しますが、普段同じ姿勢でじっとしていることが多かったり、乗物酔いしやすい方は長引く事もあります。
良性発作性頭位めまい症に対しては運動療法が有効です。

また、めまい時に片耳の耳閉感や難聴、耳鳴を伴う病気もあります。
メニエール病が代表的な疾患ですが、めまい発作時には回転性めまいが数時間持続します。
ストレスなどが関係し、内耳のむくみ(内リンパ水腫)によって起こると言われており、発作を反復すると難聴が進行することもあります。

メニエール病は薬物治療が有効なことが多く、めまいに難聴を伴う場合には耳鼻咽喉科を受診し、適切な治療を受けると良いでしょう。(詳細は「めまい」項を参照)

その他の対象疾患

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 耳鼻咽喉科

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