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在宅酸素療法について

間質性肺炎では肺の酸素を取り込む能力が低下しているため、身体が酸素不足となりやすい状態にあります。そのような状態では、いろいろな臓器(心臓や脳など)にも負担がかかり、日常生活では息苦しさの他に食欲減退や不眠など様々な弊害が生じます。そこで身体の中へ酸素を取り込む手助けとして在宅酸素療法を行います。在宅酸素療法は、酸素不足による様々な弊害を予防し、生活の質を改善させるための重要な治療です。

在宅酸素療法の適応は?

  • 高度慢性呼吸不全例
  • 肺高血圧症
  • 慢性心不全
  • チアノーゼ型先天性心疾患

高度慢性呼吸不全例の対象

動脈血酸素分圧(PaO2)が55Torr(mmHg)以下の者、およびPaO2 60Torr(mmHg)以下で睡眠時または運動負荷時に著しい低酸素血症を来たす者であって、医師が在宅酸素療法を必要であると認めた者。適応患者の判定にパルスオキシメータによる酸素飽和度から推測しPaO2を用いることは差し支えない。(医療診療報酬点数表より抜粋)

酸素療法を中断するとどうなるか?

酸素不足による様々な身体の症状

頭痛、注意力・記憶力の低下、むくみなどの様々な症状が現れ、その結果、日常生活にも支障が出てくることがあります。

新たな病気の合併

心臓や脳など主要臓器に負担がかかり、心臓の病気(心筋梗塞・狭心症など)や脳卒中などの新たな病気の合併頻度が高くなります。

間質性肺炎の方は、身体の中の酸素が少ない状態に慣れてしまい、本当は酸素が足りないのに、息苦しさを感じないことがあります。知らない間に身体に大きな負担をかけているかもしれません。勝手な酸素療法の中断や減量は避けましょう。

在宅酸素療法中に旅行ができるのか?

在宅酸素療法中の旅行

在宅酸素療法中でも趣味や旅行を楽しむことができます。
旅行などを計画するときは、予備の酸素ボンベの手配や酸素ボンベの運搬(飛行機などへの持ち込み)など、手続きが必要になりますので、医師に相談しましょう。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 間質性肺炎センター

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)