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大森病院における看護師特定行為について

看護師特定行為とは?

看護師は、医師からの指示を受けて患者さんの採血や点滴交換などを行います。看護師特定行為とは、必要な教育を受けた看護師が、医師又は歯科医師の判断を待たずに、予め作成した手順書により、法律で定められた診療の補助(特定行為)を行うことができるようになる制度で、厚生労働省が2015年に導入しました。この特定行為には38行為が定められており、2019年からは、活動領域ごとに実施頻度が高い特定行為をまとめた領域別パッケージ研修(在宅・慢性期領域、外科術後病棟管理領域、術中麻酔管理領域、救急領域)が行われています。

なぜ看護師特定行為が必要なのか?

2025年には、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になります。高齢化の進展に伴い、慢性疾患や重複疾患を抱える患者、リハビリの必要な患者、在宅医療を必要とする患者などの増加が考えられ、より一層質の高い医療の確保が課題となっております。その対策の一つとして、看護師特定行為を行うことが出来る看護師の養成、確保が全国的に進められています。

東邦大学における特定行為研修とは?

東邦大学は、2020年2月に看護師の特定行為に係る指定研修機関として指定されました。本学の特定行為研修は、地域医療及び高度医療の現場において、医療安全を配慮しつつ、特定行為に必要な専門的な知識及び技術を教育し社会に貢献できる有能な看護師を育成することを目的としています。研修では、全特定行為に共通で学ぶ「共通科目」250時間と、行為区分ごとに選択をする「区分別科目」(術中麻酔管理領域では320時間)の講義・演習を受講し、更に臨床実習を行うことが必要となります。

大森病院では、2020年4月より看護師3名が、通常業務を行いながら、術中麻酔管理領域パッケージの研修を受講し、無事に修了しました。