検査について

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微生物学的検査

微生物学的検査は、患者さんから採取された材料に潜む感染症の原因となる微生物の検査を行っています。微生物は肉眼では見えないので、様々な方法を用いて微生物の「見える化」を行っています。

感染によって炎症細胞が増加していないか?どのような微生物が感染を起こしているのか?患者さんから採取された材料を①染色して顕微鏡で拡大する(塗抹染色顕微鏡検査)、②培地上に微生物を増殖させる(培養検査)、③材料中の病原体遺伝子を検出する(遺伝子検査)、等の方法を用いて検査しています。また、検出された微生物に対して、どのような抗菌薬が有効なのかも検査しています(薬剤感受性検査)。

更に微生物検査室は、感染対策チーム(ICT)や抗菌薬適正使用支援チーム(AST)の一員として、院内感染対策や近年問題となっている薬剤耐性菌問題にも力を注いでおり、院内感染対策に関わる最新の情報を院内に発信しています。このように医師・看護師など多職種とも協働し、日々感染症診療や院内感染対策の一助となるべく尽力しています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 臨床検査部

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)