検査について

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凝固線溶検査

血管が破綻して出血すると、血小板や主に肝臓で作られている凝固因子と呼ばれる蛋白質などの働きにより出血が止まります。凝固検査とは、この凝固因子が正常に働いているかどうかを調べるスクリーニング検査であり、抗凝固薬(ワーファリン等)を服用されている方のモニタリングや肝機能の評価にも用いられます。
また、血の塊(血栓)が血管内でできやすい状態では、体の中で血栓を溶かす作用(線溶)が働きます。この作用を調べる検査として線溶検査があり、脳梗塞や心筋梗塞など血栓症のスクリーニングや病態把握、また抗血栓療法の治療効果のモニタリングにも使用されています。

この他に血小板の働きの一つを調べる、血小板凝集能検査も実施しています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 臨床検査部

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)