検査について

メニュー

検査について

便/穿刺・採取液検査

便検査では便潜血検査と寄生虫検査を行っています。便潜血検査は主に大腸がんのスクリーニング検査として行われ、寄生虫検査では顕微鏡を使って虫卵や原虫(赤痢アメーバなど)の種類や有無を調べることで、下痢や腹痛など消化器症状の診断に寄与しています。近年、我が国では衛生環境の改善により寄生虫症は激減しましたが、最近では海外渡航の増加や生食文化(グルメ嗜好)などにより寄生虫症は少しずつ増えています。

髄膜炎が疑われるような場合には、髄液検査は診断や治療を行う上で重要な検査となります。髄液中の細胞数や細胞分画、蛋白、糖を調べることによってウイルス性か細菌性の鑑別が行われ、治療方針が決定されます。

精液検査は不妊症の検査として行われており、精子濃度、運動率、精子形態などを調べることで、不妊症の診断や治療に役立てています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 臨床検査部

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)