検査・設備
関節エコー(超音波)検査
目的と意義
エコー(超音波)検査とは、プローブと言われる装置より超音波を発生させて反射して戻ってきた超音波を分析することで画像として現します。また、動くものに対して超音波を当てると音の高さが変わる特性(ドップラー効果)を利用し血液の流れを現すことが出来ます。
最近、関節リウマチや膠原病においても応用されるようになりました。例えば、関節の腫れや炎症の程度(血液の流れを見ることで炎症を評価する)、さらに周辺の腱の状態などを見ることができます。もちろん超音波のみでははっきりしないこともあるのですが、レントゲン検査などのその他の画像検査や診察所見と組み合わせて、診断や経過観察に用いられています。当科でもこの機器を外来に設置して、診療に役立てています。
最近、関節リウマチや膠原病においても応用されるようになりました。例えば、関節の腫れや炎症の程度(血液の流れを見ることで炎症を評価する)、さらに周辺の腱の状態などを見ることができます。もちろん超音波のみでははっきりしないこともあるのですが、レントゲン検査などのその他の画像検査や診察所見と組み合わせて、診断や経過観察に用いられています。当科でもこの機器を外来に設置して、診療に役立てています。
検査の実際
超音波は無害、無痛です。中には観察できない深い関節もありますが、診療上必要なほとんどの関節については評価可能です。検査する関節の部位や数にもよりますが、検査の所要時間は30分~40分程度です。なお、検査のために治療薬や食事を止めていただく必要は全くありません。