イルボスコの皆さんへ(森田)

こんにちは。イルボスコ臨床心理士・公認心理師の森田です。
5月13日を以て、イルボスコでの勤務を終えましたので、最後にブログを綴らせていただきます。

私がイルボスコに来たのは、ちょうど3年前です。この3年間、一緒にプログラムで学んだり、イベントを作り上げたり、悩み事から他愛のない話まで語り合ったり、休み時間にみんなで遊んだり…楽しいことが沢山ありました。それと同時に、人間なので当然上手くいかないこともあり、「もっとこうすればよかった」「こんなこともしたかった」と後悔や未練を感じることもありました。ですが、そのどれもが私にとってはかけがえのない大切な思い出で、とても充実した毎日でした。

イルボスコには“卒業”があるので、この3年間で沢山のメンバーを送り出してきました。そして同じくらい、沢山の新しいメンバーを迎え入れてきました。同じイルボスコという場所でも、メンバーやスタッフが変わると、雰囲気が変わるものです。ですから、今回、私がイルボスコから離れることによって、きっとまたイルボスコは変わることがあると思います。中には、そうした変化に気持ちが中々ついていかない方もいるかもしれません。それでもいいです。その“中々ついていけない気持ち”は、それだけ今までのイルボスコが大切な存在だったからこそだと思います。だから、皆さんの心に浮かぶどんな気持ちも、どうか大切にしてくださいね。そして、もし一人で抱えているのが苦しかったら、その気持ちを誰かと共有してみてくださいね。そうして、少しずつ、今のイルボスコや、あるいはこの先新しく進んでいく場所が、皆さんにとってもっと大切な場所になっていったら嬉しいです。

これまで皆さん一人一人と話したこと、一緒に悩んで試行錯誤したこと、笑ったり泣いたりしたことは、どれも私の心の中に残り続けています。そして、これから先も、皆さんの存在が私の心の中から消えることはありません。皆さんのことが大好きだからこそ寂しい気持ちもありますが、寂しい時こそ、皆さんと過ごした日々を思い出して元気をもらって、頑張っていきたいと思います。

これからは今までより少し遠くからになりますが、皆さんのことをずっと応援しています。
3年間、幸せな日々をありがとうございました。            

                                    記:森田

投稿者:スタッフ

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